神社のある風景

山里の神社を中心に、歴史や建築等からの観点ではなく、風景という視点で巡ります。

春日神社

2008年06月09日 | 兵庫県

兵庫県篠山市大野

道を間違えてしまったので、とりあえず右折した。ちょうど道が広くなっている場所があったので、そこでUターン。直前、鳥居が見えたから、Uターンしてそのまま駐車。
とまあ、そんな経緯で訪れた神社である。

辺りは住宅と田畑が混在するような地域で開けており、朝の静けさよりも、朝の慌しい気配の方が優勢だ。
篠山盆地には残丘といえるような小山が点在し、この神社がある場所も、そんな地形の一つであるが、残丘部分は濃い緑に覆われていて、辺りの慌しさをよそに静けさに包まれていた。

地形図を見ると、この神社は記号すら載っておらず、100メートルほど北、同じ小山にある大歳神社の方は記載されている。春日神社の方が、やや大きいのだが・・・。



通常、小山にある神社は上り一辺倒になることが多いが、ここは懐の深い地形になっていて、包み込まれるような雰囲気がある。


平坦な参道の先に、階段と割拝殿。


道路や住宅からの音は伝わってくるが、静寂を感じさせる参道だ。


本殿周りは苔生して、落ち着いた雰囲気。


本殿横から小道が伸びていて、元の参道へと繋がっている。
そんな緑の小道に末社が点在する。


2万5千分1地形図 宮田
撮影日時 070524 7時~7時20分

駐車場 神社横に駐車スペースあり
地図