京都府京都市右京区京北鳥居町
最近掲載の記事は、写真枚数が増える傾向にあって、しかも撮影時期が新しいものが多い。
写真が増えるのは悪いことではないと思うし、撮影時期は新しい方がいいのだろうけど、過去の写真を整理していると、やっぱり捨てがたいなぁ、などと思える写真が出てきたりする。
ここもそんな神社の一つで、過去に掲載しようと思いつつ取りやめたままになっていたものだ。
この神社は、恐らくは京北を代表する神社であろう。
山間に開けた平地にあるので、山よりも里の気配が濃いが、静かで落ち着いた佇まいである。
神社の横には公園、背後には桂川の流れがあって、のんびりと麗らかな雰囲気の場所だ。
国道を外れて桂川に向かう一直線の道に入る。
既に参道なのだろう、アスファルトではなく小奇麗なものだが、車の進入は可能である。
振り返れば、伸びやかに広がる朝の風景だ。
平地にあるが、民家からはやや離れている。
格天井の拝殿と、本殿。
この天井は、蜂が巣を作り易いのか、巣の跡がたくさんあった。
本殿。
神社横の公園では、ネジバナが花盛り。
雑草のようなものであるが、花の形をよく見れば判るようにラン科の植物で、螺旋状に咲く面白い姿と、可憐な花は魅力的である。
神社の背後を流れる桂川。
ずっと曇ってたが、やっと日が射してきて、山あいから水蒸気が立ち上る。