印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

利根川の源流

2012-02-26 09:05:46 | 俳句
利根川もそろそろさざ波がたっているらしい。
利根川を詠んだ句がでそろっていた。かなりいい材料であるようだ。利根川は俳句を詠むのにgoldrushであろうかとも思われる。

利根川の源流は谷川岳だといっているひとがいた。一ノ倉沢には深い谷がたくさんあるらしい。
しかし高崎出身の方は言う。小さい時からここの臼井川とか、烏川が利根川の源流だと。源流はいっぱいあって、どれも嘘っぽい。

「や」と「の」、「に」と「と」

2012-02-26 08:25:54 | 俳句
「てにをは」ではないけれど、上五のあとの、切字はいつも問題になる。
梅が香の手水舎に…⇒梅が香や手水舎に…
雨音に電車の響き…⇒雨音と電車の響き… 説明になっている、表現があいまいである。
冠雪や水面に波紋…⇒冠雪の水面にさざなみ… 「の」にしなければいけないが、違う言葉にする
待望の探梅の旅…⇒のが二つはいって響きが無い。待ちかねしとすると俳句らしい
如月や海峡暗し…⇒如月の海峡暗し… or 如月や海峡暗き…これだけは言えます。お好みでございます。

なるほど、やっぱりここにくれば、なんとかするだろう、と思ってきている。
でもこの会だけの、特色がでているに過ぎない。

リーダーは他の結社にも所属していて、銀座よりもレベルが上(リーダーの個人的見解)のようだから、(あくまで会の運営)、言葉はわるいけれど、そこでえた、流儀が醸し出されてくる。出し惜しみしないで言ってくれるのがいいと思う。

エラーしても、一生懸命やっていれば、伝わってボールを返してくれる。継続していれば、と思う。入会してから何人も辞めた人がいると横の席の人が言っていた。

俳句は一人称で読め

2012-02-26 07:57:43 | 俳句
ところで、俯瞰する鳶の嘴という句を出している人がいた。「これはおかしい。」とリーダーがいう。俯瞰するのは鳶か人か?」 「鳶ですよ」 皆も言う。合評だからいいんですけれど。

「俳句は一人称で読めといわれている

人が上で俯瞰している文になる。だからおかしい。いいことば思いついた、旋回!」旋回する鳶の嘴となる。一人称で読めというけれど、違和感に気付いてみれば、何か本物でないとも、思える。 でも納得させる材料がない。 そのときに俳句は一人称で読めと言われているといわれれば、皆口を納めて黙ってしまう。