印度ヒマラヤは崖っぷち

非人情的、破壊的、創造的。又崇高、峻嶮。

のどくろ

2012-10-31 21:33:57 | グルメ
この会は昼のランチは5階の寿司屋に行く。1000円ランチを大抵食べる。8かん入っている。卵焼きもはいっている。茶わん蒸しと味噌汁がついている。おなじみさんが二人いるから、おせちのパンフレットをくばっていた。今年はお嫁さんが作っているからとことわっていても全員8人に配っていた。その紙をコスモスの河川敷で、大福を食べる時に、みんなおせちの紙があったと、腰の下に敷いていた。ごめんなさい。

特別メニューで地魚鮨を10人限定ですすめられた。写真にさんまものっていたので、青物は苦手と普通のにした人もいた。写真に『のどくろ』とあった。これなに?あかむつだよ。横の人がいう。喉が黒い魚という。食べてみたくなって3人注文する。でてきてもみんなどれが「のどくろ」かわからないけれど、今が旬の『のどくろ』です。結局どれがのどくろかわからないまま終わった。きんきという魚かな?どれも美味しかった。
川口に地魚専門の寿司屋があると言っていた。


日本海沿岸ではノドクロ(喉黒)、ノドグロ(喉黒)。 □一般的にもノドグロ ... 東のキチジ( キンキ)、西のアカムツ(のどくろ)といった感がある。太平洋側よりも日本 ... 雑学, □ 島根県浜田市では「どんちっちノドクロ」という名でブランド化している。 □長崎県対馬では「 ...

川口の荒川の河川敷にコスモス群

2012-10-31 21:13:50 | 季節の花散策
浦和のパルコで10班の例会が終わって、寿司屋でランチ。そのあと川口の人が今こすもすが荒川の河川敷で満開でみごろだよ。今朝もラジオ体操の後散歩コースで見てきたという。

それで三人で観に行った。11月4日を目標に植えたという。11月3日が鑑賞の最後で11月4日には好きな人は好きなだけ摘み取ってもって帰っていいとなっている。

今日は19℃で暑くもなく寒くもなく、5キロほど歩いて、うっすら汗をかいて気持ちよかった。途中で腰かけて大福を食べた。
川口でおりて、しばらくあるいたのですが、橋があって、埼京線の浮間船渡の駅があると言っていた。ハイキングコースとして、赤羽の荒川大橋を往復して歩いたこともあったようだ。

デジメは自分で読めばいい

2012-10-31 20:59:27 | favorite
デジメは自分で。2時間で研修。財団法人の作成したDVDを30分ほどみて、挨拶などあると。時間は不足する。休憩時間も入れて、人間の研修が目的であるから。デジメにはあまりふれない。それぞれ理事さんの7人の発表がさきにあり、参加した人のおしゃべりタイムとなり、質問タイムとなる。

そのようですね。歴史としてS27年にこういう連盟が結成され、S40に名前が変更されて全国に展開され、S49に現在の名称になった。デジメはあるんだけれど、デジメにないことを会長さんの言葉からあふれてくるから、デジメは自分でよめばすむ。

書いたものより、参加者がそれぞれ地域にもちかえるものだから、ここでしゃべることがまづ重要なのです。名前と地域で結構ですからといってもみんな何かの気になることをしゃべってくれる。バーターのようなものだ。物々交換です。

司会者ってすごいですね。にこにこして、飽きさせず、知らず知らずに、全員にしゃべらせて、安心のつながりを持ち帰ってもらったのですから。さすがです。自分は司会者の司会のやりかたが勉強になりました。

ボランティアの予算零

2012-10-31 20:10:47 | 日記
この協議会ボランティア
民間
拘束はなし
刑罰はなし
選管のもとに
予算零
啓発活動をおこなう
目標は正しく自分の意志
選管の手と足となる企画計画を実施する団体
全国に、明推協や白バラ会やNPO法人などが取り組む推進活動があり、ブロックごとに研修会を開催している。
始めに政党宗教には一切入ってないことが条件であった。

とまあこんな感じである。がってん頂きましたでしょうか―とうしろのTVでながれている。
今日先ほどTVをみていたら、食糧銀行というのが紹介されていて、高松の様子がTVでながれていた。賞味期限のせまっている、企業では廃棄する寸前の品物、カップラーメンとかこんにゃくとか、インスタントラーメンとかそのた、段ボールで届いて、弱者に配布していた。自分の持ち出しの、くるまなどで。一人暮らしのお年寄りとか、死にたくなった老人とか、はげまして、孤独死にならないように。養護施設の子供たちはおいしーといってにこにこ笑顔で応えていた。後ろに宗教、政党など一切ない。ボランティア。

明るい選挙ってなんのこと

2012-10-30 17:33:25 | 日記
明るい選挙を推進する協議会…長いので明推協というけれど、いったいなんのこと。
方向はわかっていて、会長さんを信じてこの会に入っている。

わからないまま、みんなこの会にはいっている。といってもなかなか人数が足りないようで、会長さんは誰かいませんかーと誰かに伝えて人員をもっと増やしたいようだ。

自分は22年の8月に入会して、2年がやっと過ぎ去ろうとしている。
去年の秋に「市明推協の中堅指導者研修」に参加した。条件は3年以上在籍で…となっていた。1年も満たないけれど、在籍の長さは、いいのよ。自分の言葉をしゃべればいいのよ。といわれて簡単に参加したけれど。本当は市民というだけで、参加したようなものだった。

そして今日は「区の明推協の初任者研修」なのですが、大会議室に40人の予定が14人の集まり。そのうち理事が7人で活動の内容をしゃべった。
笑顔のもとに、参加者全員もしゃべった。ま両方の研修会を呈していた。

以下長野県にもおなじようなことが載っていた。全国的なものであるようだ。--
 私たち国民が、買収や供応といった選挙犯罪や、義理人情などによるゆがんだ選挙を排し、選挙が公正かつ適正に行なわれ、私たちの意思が政治に正しく反映される選挙を「明るい選挙」と言います。そしてこの「明るい選挙」を進めるための運動が「明るい選挙推進運動」です。
 この運動は、私たちの一票が正しく投票されることを目的としており、同時に、国民一人ひとりの政治に対する関心と意義を深めていくものです。
 また、特定の政党、政策、候補者を支持したり、反対したりする政治活動や選挙運動とははっきり区別されるものです。

ドント式計算方法

2012-10-30 16:59:06 | 日記
もうすぐ衆議院の選挙があるかないか?まだきまっていない。
それでも気になる比例代表についての計算式。それが今日わかってすっきりした気分だ。


ベルギーの法学者ドントが考え出した議席割り当てのための計算方式です。

① 各政党の得票数を1,2,3・・・の整数で割ります。
② 一人当たりの得票数が多い順(割り算の答えの大きい順)に、各政党の議席が配分されます。
③ 通常、各党の当選者は、比例代表名簿への登載者(とうさいしゃ)の上位から決まっていきます。

こういう会に出て、なにがしか知らないことにぶつかる。みんな全部これだーと知識をもっているわけではない。これだーと知識を持っている人が今のところ会長さんである。少しずつ掘って持って帰りたいと思っている。

地方交付税の支払い延期

2012-10-30 15:34:23 | 日記
今日区役所で緑区の明るい選挙推進員研修会が開催された。委員は40名いるのだけれど、ほとんど休みで、出席者は14名だった。そのうちいつもの理事が7名なんだけど。それで欠席者には資料を送付するのですけれど、地方交付税の支払いがどうなるか、延期のもようで、ないから、欠席者には知っている人には届けることになった。切手代が無いという。

家に帰ってヤフーをみたら、地方交付税の支払いについてのニュースがのっていたのが、妙に身近に感じた。

ヤフーには11月2日に地方自治体への支払いを予定していた地方交付税4.1兆円の支払いを当面延期すると発表した。と載っていた。今年度予算の財源の4割を占める赤字国債の発行に必要な特例公債法案の成立のめどが立っておらず、支払額が大きい交付税の先送り財源の枯渇を先延ばしにする。
財務省はこれまで、道府県分の支払いを延期し、市町村分については支払う方向だったが、特例公債法案の成立が見通せない中、一段の抑制が必要と判断した。と結んでいた。

必死でやっているのでしょう。
このことは今日の朝刊社会面の右のページにのっていたけれど、見過ごしていた。このページみていたのに。「岡山・備前の港きょう男性捜索」というのなど見ていた。交付税遅れ地方を直撃という大見出しででていた。予算の執行を抑えていることにたいして、46道府県にたいする聞き取り調査ものっていた。

売られる野生動物

2012-10-29 17:11:19 | 視点と論点巡礼
ある晴れた~♪ 昼下がり~♪ 市場に向かう道♪荷馬車に揺られて~
どなどなど~な~どな~♪こういううたを思い出す。

朝刊にアフリカ北部コンゴ共和国。北部のヌアバレ・ヌドキ国立公園を中心に3ケ国
そこに密猟者がいてブッシュミートを密かに流している記事が朝刊に出ていた。アフリカは国立公園のまわりの国の人口が増えて、その胃袋を満たすのに、タンパク質の肉がいるようで、ブッシュミートを密漁している。さるとか牛(アフリカの名前は?)と象など。そして市場の店主が捌いて並んでいる写真が出ていた。国立公園なのに。

人口の増加と舗装された道路が引き起こしたのだそうだ。それよりも酪農の必要性があるのでしょう。それでもと安いブッシュミートを密漁するのかな?そして、森がどんどんなくなっていくことも。

それで直ぐに極東ロシアの森を思い出した。

ブッシュミート

2012-10-29 16:32:10 | 視点と論点巡礼
そしてタイガの森から村についた日にさっそく鹿の肉が夕食にでた。バーブシカ(赤鹿)といっていた。そしてみんなが言った。

「マラデュース ! ジェーナ」(でかした ジェーナ)

猟場で赤鹿を射止めて、森の中で捌いて、内臓などは川に流したのであろうか?
猟場のキャンプ地の大きな木の幹に背丈位の幹の部分に雄鹿のりっぱな角が二本対で幹に埋め込まれて、飾ってあった。
ホームステイした家のリビングルームの正面にも雄鹿のりっぱな角が二本対で飾ってあった。その角に、アクセサリーのネックレスなどがかけてあった。

ここではブッシュミートは自家消費分だけである。村には組合があって、とっていい数はきめられているようだ。業者は入れない段階である。観光業者も無論はいれない。エスコートガイドが観光客を教育したうえで、村に入れる人にOKをだすのであろうか?

朝9時に村を三台でたった。車は北北西に向かう。そちらがハバロフスクの方向である。舗装した道路にでるのに3hかかった。後続車2台のうち1台はエンジンstopしたようだ。

道路が舗装されて無くて、ブッシュミートを運んでいるなんて考えられないし、運んでいる流通車があるとは考えられない。舗装された道に出てついたレストランについたのが13:40だった。後続車は14:20に着いた。それからランチしたのだけれど、そこから気が付いた標識には、ハバロフスク61K ウラジオストク 696Kとなっていた。

ハバロフスクに着いたのは16:40全部で7h以上かかっている。

人口600人のタイガの村人

2012-10-29 15:07:16 | 旅行
タイガの森にある村には食べ物屋さんが見あたらない。雑貨屋さんが2軒ほどあった。そこには、帽子とか洋服のセーターとか、洗剤などが売られていた。毛糸の帽子が200ルーブル(約600円)

ホームステイした、おうちでは、大抵はじゃがいものスープ、と人参、ピーマンなど敷地内でとれた野菜の生野菜サラダ、それからマカロニ。
世界遺産にはまだなっていない。申請されていて、調査にきたようだ。要件は満たしていると言っていた。タイガの森の中は、針葉樹と広葉樹が混じっていて、アムール虎の生息地となっている。ただし、10年来虎に出会った人はいないという。足跡は見たと言っていた。その村は人口650人自給自足で暮らしている。

村の一帯には畑としての場所は家の敷地の中にある。家の敷地はきれいにペンキでぬられた板塀で囲まれている。その中には養蜂箱も2つほどおかれた家もある。そのはちみつをみんな買うことになっている。入れ物は無いから。もっていっているおーいお茶のペットボトルを空にしていれてもらう。400cc160ルーブル。

村には立派な博物館がある。そこにはウデヘの人々の石器時代からの衣食住についての、品物を展示している。1957年からソビエト国民として生活していると言っていた。水辺に生活していた人々はここに、京都みたいにたて、横にきちんとした道路が整地され、レーニンどうり、などの名前がつけられている。郵便局もあり、綺麗な11年制の近代的な広い敷地の学校ができていた。村のはずれには発電所があった。

外には牛もうろうろしているから、家の敷地に入らないように、板門はきちんと閉められて、閂をかける。

自然の都合に合わせて生きる人々

2012-10-29 11:25:28 | 視点と論点巡礼
極東ロシアとはどんなところだったか。思い出してみる。総括とでも言おうか。昨日お借りした寝袋とシートを持主に返せたのでやっと気持ちの整理がついた。     

台風17号が日本列島を通過した翌日の10月初めに極東ロシア森林地帯の旅に行ってきた。ハバロフスクまで1日。クラスニヤール村まで1日。ビキン川流域まで1日。そこでやっと宝石のような貴重な1日を楽しんだ。

朝から生憎の小雨の中、釣り三昧。リール、えさはルアー。1時間で50cmのマスとカマスがつれた。漁師さん3尾。自分がコクチマス1尾。午後は下草も乾いてきて、晴れたので、森の中を展望台までハイキング。

朝食は、鹿の肉のスープ。漁師さんが朝早く狩りにでて、鹿一頭を仕留めてきて、さばいていました。昼はそのレバーと心臓のソティー。夕食は勿論つってきた鱒のスープ。夕食の後凄い雷と大雨。大自然の懐で自給自足の生活で、人間の五感を取り戻したようです。それはロシアについて鹿の肉を食べた時から始まりました。自然の都合に合わせて生きている人々がいるのです。

バーナードリーチ

2012-10-27 11:02:24 | 史跡巡り
昨日史跡巡りで東大駒場前でおりて、東大でランチして、駒場公園で旧前田侯爵家洋館のガイドさんの見学が2時から予約してあった。その前の時間13時から日本民芸館の見学時間があった。35人いて、5人は帰って、残り30人だけれど、ここの見学は8にんだった。だから1000円の入館料となった。(800円のはずだった…団体)

パンフレットにのっていた、リーチの山羊の陶器画(径44㎝のお皿)がとてもみたくていったのですけれど、展示してなかったのでとてもがっくりした。お客さんのひとりから、よそに貸し出しされていることを聞いた。ここの所蔵だからいつかは展示されるでしょう。2階の第1室に。そこは陶器が展示されている。

バーナードリーチ展は今年8月から9月10日まで日本橋高島屋でやっていた。そのことを今知ってとてもがっくりしている。「10日の菊」の気分だ。すべて後手になってしまってがっくりしているところです。9月8日には銀座にいっているので、知っていれば見れたのにな~。リーチさん生誕125周年だとのこと。今はしなものが移動して、10月31日水曜日から11月11日まで京都でやっている。京都までは追っかけできません。

バナードリーチさんは香港で生まれ、幼少を日本ですごし、その後、英国で美術を学び、22歳で日本に再訪。エッチングを教授するうちに、柳宗悦氏と知り合う。この柳さんが日本民芸館の創立者。だからこの「山羊のお皿」もここにあるようですが、いまはどこかに貸し出ししているらしい。

バーナードリーチさんは柳さんにであって、「日常生活の中で芸術をとらえる視点をもちます」とバナードリーチ展のパンフレットに記載されていた。webからパンフレットをだしたのですけれど、パンフレットで我慢。柳さんは知識で物を見るのではなく、直観で見ることが何よりも肝要であるというしてんから、この民芸館の説明書きが意識的に少なくしてある。

秀哲なまなざし

2012-10-26 07:05:47 | favorite
その猟師さんはハイキングのときも案内人だった。
タイガの森をハイキングするひとはおそらくいない。
前日に下草を刈り取って我々の為に、獣道を作ってくれていた。

猟師さんは猟銃をもって先頭を歩いている。時に虎?時に熊?そして猪などでないとは限らないから。

そして先ほど釣りをしたビキン川が見渡せる展望台につく。そこにはテーブルと長椅子が作られていた。仲間は歌を歌って、長い間過ごしている。それをじっと待っている。夕食前でお腹すいたと言いながら。7人に猟師、ロシア語の通訳、日本人のロシア語もできるコンダクター、日本からのツアー会社の同行者男性4人がついてくれる。

猟師さんは辛さや、悲しみや、無常さを持っているとはおもうもののそんなことは微塵だに感じさせない。大河の森は現金収入がないのだし、森を伐採すればすぐに豊かになるかもしれないけれど、それは恒久的なものでないことを学んでいる。でも文句を語っている暇はないことも知っている。この方たちは旅人にやさしい。村には立派な小学校があった。そこで子供たちはのびのびと学んでいる。子供たちはみんな日本人のコンダクターと友達のように、笑顔をふりまいている。自転車をはしらせて、何度も行ったり来たりして、その技を披露している。
ロシアの子供たちは11年ここで学び、ハバロフスク、ウラジオストクなど大学にいくと言っていた。

猟師さんの一人にこの小学校で体育の教師をしている人もいた。学校に休暇をとって、このビぎん川の遠足の船頭の仕事に付き合ってくれている。もっともヤマハのエンジンつきのボートではある。因みに車はほとんどトヨタであった。4駆はサハリとか。

ビキン川

2012-10-26 06:48:20 | favorite
ビキン川は下っているとき、午前中だったので、あちこちの川の岸近くで、釣りを楽しんでいるお客さんを何組か見かける。お客さんといったのは、こんな迷路のような川を穴場をみつけて釣りをするのは、不案内のひとびとには不可能。

中洲では薄手のビニールのテントが張られているところもある。ロシアのひとは釣りがすきなんですね。

自分も48㎝コクチマスが、リールにかかったときは楽しかった。
餌は毛バリでリールでこんな獲物がつれるんだから、楽しいはずはない。
猟師さんは自分のリールを貸してくれて、使い方投げ方を教えてくれる。ロシア語はつうじないけれど。にこにこした顔で教えてくれる。まずリルの留め輪をはなす。そして、竿を大きくふる。釣糸が穴場へ向かってするすると伸びるだけ伸びていく。そしてゆっくりリールをまく。そのうちあたりがあり、コクチマスがかかってくる。舟にあげると、釣り針から外してくれる。写真にとるタイミングも作ってくれる。

タイガの森の人々は文句を語っている暇はない。命ある限り、世の中に生きて居る。その秀徹なまなざしは今でも脳裏をはなれない。

土地の人のどお~みたいな世間話

2012-10-26 06:34:59 | 日記
ロシアのボートでウスリー川を下っているときも、ボートどおしが岸によって、話をしていた。お互いにお客さんを三人ほどのせていたけれど、漕ぎては兄弟だといっていた。

なにしろウスリー川は150㌔あるから、漕ぎてはめったに会えないから。アムール河の支流のウスリー川の支流のビキン川であるといっても、その大きな川は蛇行して、中洲があっちこっちにあり、川は三日月のようにいっぱいわかれているから、どのコースをとるか分からない。熟練した村人の運転まかせだから。

そこで行き違うボートどおしは千載一遇の話場となる。自分らの舟にいるコンダクターの仕事の交渉。仲間の船もさらに寄ってきて、よもやまばなしが花咲く。そして日々の何気ないつぶやきを捉える。

大河の森は危機に瀕している。森を伐採することはたやすいけれど、何年か前にこの森の権利を持っている住民が権利をうって、他国のひとが森を伐採した。しかしそれも終わると村の住民は貧乏になる一方である。お世話になった村の手前にそういう村があった。そういう説明があった。

タイガの森は森林伐採に反対して森林を守っている。いまはアマゾンのパタゴニアのように、豊かな森を維持しているけれど。来年はかわっているだろう。