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社会理論・現代思想を主に研究する今野晃のblog。業績については、右下にあるカテゴリーの「論文・業績」から

携帯できる仏語文法書(上級者向け:仏洋書)

2015年08月31日 | 言語
Grammaire Methodique du Francais
クリエーター情報なし
Puf


 久しぶりに仏語関連の本の紹介を。それも、文法書。

 私の場合、出先で本を読む際、辞書のみでなく文法書が安心できます。ただ、上級向けの仏語文法書は、持ち歩くにはかなり重いことも……。ただでさえ都心から遠いところに住んでいるのに、重い荷物まで持ち歩くのは……。ということで、上の本を持ち歩いています。

 ちなみに、日本語で読める一番詳しい文法書は以下でしょう。

新フランス文法事典
クリエーター情報なし
白水社


 でも、この本重い。そこで何かないかと思い、見つけたのが一番上のGrammaire-Methodique-du-Francaisです。内容としては日本人の学習者に対しては上級向け、仏人では大学の基本教科書ぐらいのかんじだろうか?

 大きさとしてはA5版で、2.8cm、630頁です。基礎から詳しい内容が、体系的に掲載されています。日本語の仏語学習者とは、考え方が若干違うかもしれませんが(例えばdeの一部の用法が、部分冠詞として説明されている)。ただし、わりと難しめの本を読んでいて、単語の意味も熟語もすべてわかるのに、文章が難しい時などは、これを引くと、かなりの確率で的確な説明があります。で、ペーパーバック版なので、重さもそれほどないし。

 ちなみに、英語のもっとも詳しい文法書としては、以下でしょうか。

現代英文法講義
クリエーター情報なし
開拓社


 でも、この本も重くて携帯には不向き……。英語で携帯できて詳しい文法本はないだろうか?


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