また今年も博多でのJPS漢方勉強会が始まりました。
森山さんと、黒田さんの3人で参加。
今日は、漢方を少し離れて、「コレステロール」や「中性脂肪」について、通常の常識を覆すような話を、徹底的に習いました。
恐いな~と思ったのは、東京のJR中央線での飛び込み自殺者を調査したところ、90%が50~60代の男性で、そのほぼ全員が「スタチン系 コレステロール降下薬」(一日に1回服用するコレステロール降下薬はほとんどがこれ。とても多くの方に使われています。)を飲んでいたという事実。
もちろん、「抑うつ」の副作用の発現率はとっても低いのですが、抗ストレス作用のある副腎皮質ホルモンの体内で生成される際の原料となる、コレステロールを抑制すると・・・・つながるものがありますね。
「コレステロールの数値は、コレステロールの多い食べ物のせいではなく、体内でワザワザ合成されているから上がるんです!それはストレスの影響を大きく受けています。」
「漢方は数値だけを下げるのが、目的ではありません。なぜ、体がワザワザ、エネルギーを使って、コレステロールを合成するのか。その原因を改善して、バランスをとっていくのが、目的です。」
いろいろ考えさせられた研修会でした。