花水木の独り言

庭の大きなハナミズキの、白い蝶のような花びらや、真紅の葉に気持ちを託して・・徒然なるままにキーを打ちました。

足利 行道山へ

2007-03-01 | 登山
                             【行道山 山門】

二月最後の日、関東の高野山とも言われている臨済宗の古刹 行道山浄因寺から登山は始まりました。
標高442mは今までで一番の低山かもしれない・・しかし侮ってはいけないことに間もなく気付くことになるのです。
359段の石段沿い(随所にある階段の合計)には、33,000体の石仏が置かれていると言う仏の領域でした。

【寝釈迦像】 【石仏:お顔は個性的。累々の石仏を拝見していてフト兵馬俑を連想しました】
     
     

今回のハイキングコースは関東ふれあいの道にもなっていて、幾つかの山が連なっていて、最終は足利市の織姫神社までの3時間を歩くと言うものでした。
尾根道を歩きつつ、アップダウンの繰り返しが何度あったことでしょう。これで終わりかなと思う間もなく次のピークが控えているのです。
しかし苦しみの後の楽しみは必ず待っています。頂上からの眺望 カメラ撮り そして爽やかな風が汗ばんだ体には何よりのご馳走になります。

【平坦な山道を行く一行】
     

深山の趣の中に美しい神社が現れました。
【大岩山毘沙門天:日本三大毘沙門の一つ。奈良の「信貴山」「京都の鞍馬山」 】   
     

遠く右手に連なる山がつい先程歩いた所だと聞くと「あの尾根を歩いたのねぇ~」と感慨を覚えるのでした。
【踏破した峰 その1】
     
【踏破した峰 その2】
     

山が終わりになったことは、美しい公園に出会って初めて気付きました。そして左手下方に足利の町並が広がっていました。
【渡良瀬川が市の中央を貫いています】
    

足利市は観光の町でした。特に足利氏ゆかりの名所旧跡を現代に融合させて、始めての人にもさりげなく しかし虜にさせる魅力を持っていると感じました。
時間が限られていたので「足利学校」のみの入場でしたが、古さの中にも新しさを取り入れて(例えば藁葺き屋根なども新しい藁を使うとか)清潔感があって私は好感を持ちました。石畳の道なども本当に美しいと思いました。
【足利学校の正門】
    
【足利学校の庭】
     

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