新しく出来たばかりの「国立新美術館」は大いに興味がありました。あのうねった建物も見たいし、パリでもポンピドーは素通りしましたので作品への楽しみもありました。
正門を入ると少し斜向かいから眺める形になりますが、薄緑色の正体は近付くにつれて解ってきました。このガラス張りの壁面は素人目にも建築の難解さが伝わってきます。
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多くの人々が途切れる事無く入場してきます。エントランスは3階までの吹き抜けになっていて一階はオープンカフェ。2~3階は空中に突き出した円形のカフェとレストラン。地階1階にもミュージアムショップがあります。
【エントランスへの入場口】
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【オープンカフェ】
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【空中レストラン】
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それではいよいよ展示室へ。
「1900年からの40年 フランスの絵画を形造ったのは外国の芸術家たちでした」とメッセージに掲げられていました。
その後も2005年までの200点の作品が出品されていたのでした。
20世紀の芸術家の作品は難解なものが多く、素通りしてしまったものも多く有りましたが、ファッションや映画・彫刻や家具などもあり、映画は興味深く長く見続けてしまいました。
芸術家にとってパリは憧れの地。渡仏したフジタは独特の乳白色で裸婦を描き高い評価を得ます。パリに集い才能を開花させた「異邦人芸術家たち」の中 私の知ってる数少ない画家、好きな絵画を転載してみることに致しましょう。
【レオナール・フジタ(藤田嗣治 日本):『画家の肖像』】
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【ワシリー・カンディンスキー(ロシア):『相互和音』】
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【パブロ・ピカソ(スペイン):『トルコ帽の裸婦』】
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【アメデオ・モディリアーニ(イタリア):『テディの肖像』】
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【マルク・シャガール(ロシア):『エッフェル塔の新郎新婦』】
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