hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

フジバカマとアサギマダラ

2018-10-17 | 花・ガーデニング

5年前からアサギマダラが見たくてフジバカマを育て始めました。
フジバカマはキク科ヒヨドリバナ属の多年草で、
花の色が藤色で、花弁の形が袴のようであることから命名されたとのこと。



これが初年度に咲いたフジバカマです。
(2013.10.25撮影)

蕾が開くと、繊細な糸の様な少し縮れた花弁が現れます。
花言葉はためらい、遅延、躊躇、あの日を思い出す、優しい思い出。
目立たない花ですが、楚々とした姿に郷愁を誘われます。

また、全体に桜餅のような香りがあり、
平安時代の女性は、干した茎や葉っぱを水につけて髪を洗ったり、
防虫剤、芳香剤、お茶などにも利用したそうです。



翌年には願いが叶い、旅の途中のアサギマダラが
我が家にも寄ってくれました。
(2014.10.20撮影)

アサギマダラは、春には南西諸島などから北上し、
秋には東北などから南下する渡り蝶で、
翅を広げた大きさは10㎝ほど。
翅に淡い浅葱色(薄い水色に近い色)
のまだら模様があることから、この名前が付けられました。

翅を広げた姿は写せませんでしたが、どんなに感動したことか・・・



今年もフジバカマは咲きましたが、
葉色も悪く、花は5~6輪だけ。
(2018.10.16撮影)



万葉の昔から親しまれてきたフジバカマですが、
近年はススキやセイタカアワダチソウなどの荒地好きの植物の侵入を招き、
環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)種に指定されており、
野生の状態ではほとんど見られないそうです。
もちろん、これは園芸店で買ったものなので園芸種だと思いますが、
どうにか綺麗な花が咲くよう復活させねばと思っています。
(2018.10.17撮影)



ローズマリー
7月に剪定後、しばらく休んでいた花が咲き始めました。
(2018.10.09撮影)



ルリマツリ(瑠璃茉莉)
ブログに載せるのは今季3度目でしょうか。
春から秋まで爽やかなブルーの花を繰り返し楽しめる丈夫で育てやすい植物です。
鉢植えで根詰まりしているようなので、地植えにしようか迷っています。
(2018.10.16撮影)



ハマギク
庭植え2年目。
今年は少しは花数が増えると思ったのですが、
咲く時期を間違え、春にも咲いてしまったので少ないです。
花が咲き終わったら全体を半分くらいに刈りこんで
すっきりさせ、翌年に備えると、
新しい芽は春に茎の基部当たりから出てくるようです。
(2018.10.16撮影)
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする