hiroの花便り

我が家に咲く花や日々の暮らしを綴っていきたいと思います

⑧鷹取山・里のみち

2018-10-26 | 関東ふれあいの道・神奈川県

10月24日(水)
「関東ふれあいの道」『⑧鷹取山・里のみち』を歩いてきました。
この道は田圃や畑の中を歩き、鷹取山を超えて、鎌倉時代の豪族土屋氏に
ちなむ遺構や名刹など、里の歴史と文化をたどるコースです。



往路
JR相模線・海老名駅09:02発-JR茅ケ崎駅09:27着09:35発-JR二宮09:48着 (IC583円) 
JR二宮駅南口発10:10-・月京バス停10:19着 190円(IC186円)

復路
秦野市・南平橋バス停14:59発-小田急・秦野駅15:09着 (IC227円) 
小田急・秦野駅15:17発-海老名15:39着 (IC278円) 



この日の万歩計
15.7km 22655歩 792㎉



JR二宮駅南口と「ガラスのウサギ像」

「ガラスのウサギ像」は二度と戦争があってはならないと、
永遠の平和を願う人々の浄財によって、昭和56年(1981年)に建てられました。

20分ほどバスを待ち、10:10発の平塚駅行のバスに乗車しました。
スタート地点の大磯町の月京バス停までは9分。



スタート地点・大磯町国府支所(10:22撮影)

月京バス停からすぐ北の交差点の角に大磯町国府支所があり、
ここを右に曲がる。
300mほど道なりに進むと馬場(ばんば)公園がある。



神揃山(10:30撮影)と諏訪の下橋・不動川(10:37撮影)

馬場公園の角を左に曲がり、右手に迫る神揃山を見ながら進むと
左に諏訪の下橋があるので渡って右折し、不動川沿いを歩く。



しばらく行くと、左に分岐の指導標識があるので左折。
畑の中を走る新幹線の高架をくぐると「東の池」です。

正面に見えるピークがこれから登る鷹取山。
(10:43撮影)



ジュズダマ(数珠玉)の実 ノコンギク



稲穂の実り セイタカアワダチソウの群生



東の池(10:51撮影)

生沢周辺約5haの田畑を潤すために江戸時代初期に造られた灌漑用の貯水池で、
現在も水利組合の管理のもと用水池として機能しているそうです。
水は鷹取山の東側を水源とする境川から取り入れている。



県道を横切り、集落を抜けていくと鷹取山の登山口です。
(10:55撮影)



鷹取山へ!
なだらかな雑木林の中を歩く。
私有林らしくミカンなどが植えてある場所があったが、
台風の影響か、枝折れが散乱していた。
展望は殆どありませんが、樹間から時おり、箱根の山並み等が見えます。
(10:57~11:18撮影)



木や朽ちた木に生えるキノコ



鷹取山山頂にある鷹取山神社の鳥居少し手前から木段になる。
ここからが本日の一番頑張り処かもしれません。
(11:19撮影)







鳥居から山頂までは、大きなタブやスダジイなどの広葉樹林が残っていて、
神奈川県指定の天然記念物になっている。



鷹取山神社社殿(11:30撮影)

標高219mの鷹取山・山頂に鎮座しています。
創建は古く、天正3年(826)3月。
山名の「鷹取山」は、徳川家康が平塚の中原で鷹狩りを行った時、
家康の鷹が逃げたのをこの山頂で捕らえた事からだと言われています。



鷹取山神社境内
11:30から11:55までお弁当&休憩タイム



踏破記念の撮影ポイント



指導標識に沿って緩やかな林道を下山。
鷹取山の北側は、普通車がぎりぎり1台ぐらい通れる道幅があります。
(12:00撮影)



左側にゴルフ場が・・・
ここからしばらくの間、ゴルフ場の横の道をひたすら歩くことになります。



神奈川県企業庁水道局・上吉沢配水池(12:16撮影)



路傍休憩地(12:40~45撮影)
ここで5分間のおやつタイム。



遠くに表丹沢の山並みが一望できます。
右の高い山が大山(1151m)。
左の尾根のへこんだところがヤビツ峠(761m)。
ヤビツ峠の左が岳の台(899m)その隣の雲の少し隣の高い山が一の塔(1490.9m)ですが
写真に文字を入れないと分かり難いかもしれません。



美味しそうなアケビ。
手が届けば採ってみたかったわ。

坂道を下ると市道に出ます。
ここを左に曲がると、少し先の道路右側に妙円寺(銭洗い弁天)が見える。



妙円寺山門 本堂

天台宗のお寺で、江戸時代初期に、舜堯という僧侶によって開創。
昔から土屋の弁天さん・土屋銭洗弁天、と呼ばれ親しまれてきたそうです。



弁財天の岩屋霊穴と内部
(13:10~13:30見学)



とても大きな神奈川大学湘南ひらつかキャンパス。
構内のイチョウもだいぶ色づいてきました。



ボサギク(13:38撮影)

座禅川橋を渡ってすぐのところにボサギクの畑がありました。
黄色と赤が咲き始めたところでしたが、あと1週間もすれば他の色も咲き、
見事な彩りとなることでしょう。

次は「土屋一族の墓」を見学する予定ですが、
指示標識がわかりづらいところに立っていたので見つけられず、
道を間違え、30分近く時間をロスしてしまいました。
こういうときって、とても疲れますね。



土屋一族の墓
お墓はここより少し下ったところにあります。
(14:06撮影)



鎌倉時代の武将で土屋の領主、土屋三郎宗遠を始祖とする土屋一族の墓所。
宗遠は平安時代末期に中村荘司宗平の三男として生まれたが、
土屋に分岐したので在地名をもって土屋姓を名のり、
源頼朝挙兵のときから参加、歴戦し、鎌倉幕府の基礎固めに力を尽くした。
のち一族は平家討伐の屋島、一の谷、壇の浦等の戦役にも従軍し戦功をたてた。



坂道を登りきると土屋城址。

この案内板があるだけで、かつての景観を知る手掛かりとなるものは
なにもありませんでした。



大乗院(14:05~14:23見学)

比叡山延暦寺を本山とする。開基は、平安時代。
鎌倉時代には源頼朝の家臣・土屋三郎宗遠が再建するなど、
相模の国の中本山(中核となる寺)として多くの末寺を抱えていた。
2013年の秋に建て替えられたそうです。



熊野神社(14:25~14:28)
熊野神社の前を通って両側に民家の散在する市道をしばらく歩くと
右折の指導標識がある。



指導標識(4:38) 南平橋から見た金目川(14:43)
南平橋バス停(14:45) 秦野駅北口(15:09)

指導標識に沿って進み、南平橋への急な坂道を下り、南平橋を渡ると、
ゴールの南平橋バス停に到着。
14:49発の小田急・秦野行のバスに乗って帰りました。
コメント (20)
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