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俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

春の空

2008年03月25日 | 俳句

『春日差し 柔らかくあり 高くあり』
(はるひざし やわらかくあり たかくあり)

『春霞 目細めては なおかすみ』
(はるがすみ めほそめては なおかすみ)

『人知れず 春菊生えり ホーム端』
(ひとしれず しゅんぎくはえり ほーむばた)

『たんぽぽの 鋸の葉のみが 残りけり』
(たんぽぽの のこのはのみが のこりけり)

『離れれば 霞の増せり 生駒山』
(はなれれば かすみのませり いこまやま)

『散歩道 マメつぶしても のどかなり』
(さんぽみち まめつぶしても のどかなり)

『花豌豆 天まで伸びて 濃紫』
(はなえんどう てんまでのびて こむらさき)

『老いの身は 泪の雫 春朧』
(おいのみは なみだのしずく はるおぼろ)

『雪柳 三尺世界 別世界』
(ゆきやなぎ さんじゃくせかい べっせかい)

『やっと来た 春の空だよ やっと来た』
(やっときた はるのそらだよ やっときた)



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