久しぶりに、掲句します。写真俳句です。
陽当たりの 良きを悟るや 曼珠沙華
(ひあたりの よきをさとるや まんじゅしゃげ)
16208 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋

曼珠沙華 花に囲まれ 満足げ
(まんじゅしゃげ はなにかこまれ まんぞくげ)
16209 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋

鴨四羽 陸に上がりて 不善成す
(かもよんわ おかにあがりて ふぜんなす)
16210 【季語】 鴨 【季節】 三冬

水中を もがき続けて 亀の啼く
(すいちゅうを もがきつづけて かめのなく)
16211 【季語】 亀鳴く 【季節】 三春

蜜の味 気に入り留む 揚羽蝶
(みつのあじ きにいりとどむ あげはちょう)
16212 【季語】 揚羽蝶 【季節】 三夏

颱風下 家を守りし 光あり
(たいふうか いえをまもりし ひかりあり)
16213 【季語】 颱風 【季節】 仲秋

ポツポツと 彼岸花咲く 岸辺かな
(ぽつぽつと ひがんばなさく きしべかな)
16214 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋

見送りも 無視されどうし 曼珠沙華
(みおくりも むしされどうし まんじゅしゃげ)
16215 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋

曼珠沙華 団地の庭に 咲き誇り
(まんじゅしゃげ だんちのにわに さきほこり)
16216 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋

青鷺は 独り見つめし 彼の岸を
(あおさぎは ひとりみつめし かのきしを)
16217 【季語】 青鷺 【季節】 三夏
青鷺は羽が灰色。羽が白いのは子鷺。学名?

陸よりも 川で花咲く 捨て子花
(りくよりも かわではなさく すてごはな)
16218 【季語】 捨て子花 【季節】 仲秋

陸よりも 川で花咲く 捨て子花
(りくよりも かわではなさく すてごはな)
16218 【季語】 捨て子花 【季節】 仲秋
捨て子花=曼珠沙華=彼岸花

身に沁むや 柵中にある 夫婦像
(みにしむや さくちゅうにある めおとぞう)
16219 【季語】 身に沁む 【季節】 三秋

蛙穴に 入りて深まる 恋患い
(かえるあなに いりてふかまる こいわずらい)
16220 【季語】 蛙 【季節】 三春

身に沁むや 柵中にある 夫婦像
(みにしむや さくちゅうにある めおとぞう)
16219 【季語】 身に沁む 【季節】 三秋

蛙穴に 入りて深まる 恋患い
(かえるあなに いりてふかまる こいわずらい)
16220 【季語】 蛙 【季節】 三春
ちなみに蛙石http://from.yatsu-genjin.jp/suwataisya/zatugaku/kaeru.htm
蓼に露 彼岸花やら 勢揃い
(たでにつゆ ひがんばなやら せいぞろい)
16221 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋

秋翳り 思案投げ首 鳩たむろ
(あきかげり しあんなげくび はとたむろ)
16222 【季語】 秋翳り 【季節】 三秋

蓼に露 彼岸花やら 勢揃い
(たでにつゆ ひがんばなやら せいぞろい)
16221 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋

秋翳り 思案投げ首 鳩たむろ
(あきかげり しあんなげくび はとたむろ)
16222 【季語】 秋翳り 【季節】 三秋
秋翳り=秋陰り=秋陰(しゅういん)

モニュメントに 負けじと蔦も スパイラル
(もにゅめんとに まけじとつたも すぱいらる)
16223 【季語】 蔦 【季節】 三秋

羽広げ 挨拶するは ボケ川鵜
(はねひろげ あいさつするは ぼけかわう)
16224 【季語】 川鵜 【季節】 三夏

青鷺は 直立不動 迷いなし
(あおさぎは ちょくりつふどう まよいなし)
16225 【季語】 青鷺 【季節】 三夏

朝顔は 光求めて 網潜り
(あさがおは ひかりもとめて あみくぐり)
16226 【季語】 朝顔 【季節】 初秋

南瓜畑 鴉の案山子 昇天す
(かぼちゃばた からすのかかし しょうてんす)
16227 【季語】 南瓜 【季節】 初秋

飛び姿 川面に映し 鷺逃げる
(とびすがた かわもにうつし さぎにげる)
16228 【季語】 鷺 【季節】 三冬

屋上から 何を見つめる 白鷺よ
(おくじょうから なにをみつめる しらさぎよ)
16229 【季語】 白鷺 【季節】 三夏

彼岸花 苔むす大樹に 寄り添いて
(ひがんばな こけむすたいじゅに よりそいて)
16230 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋

杉三本 剪定されて 冬準備
(すぎさんぼん せんていされて ふゆじゅんび)
16231 【季語】 冬支度 【季節】 晩秋

夫婦して 鯉に聞かせる 恋話
(めおとして こいにきかせる こいばなし)
16232 【季語】 ー 【季節】 ー

モニュメントに 負けじと蔦も スパイラル
(もにゅめんとに まけじとつたも すぱいらる)
16223 【季語】 蔦 【季節】 三秋

羽広げ 挨拶するは ボケ川鵜
(はねひろげ あいさつするは ぼけかわう)
16224 【季語】 川鵜 【季節】 三夏

青鷺は 直立不動 迷いなし
(あおさぎは ちょくりつふどう まよいなし)
16225 【季語】 青鷺 【季節】 三夏

朝顔は 光求めて 網潜り
(あさがおは ひかりもとめて あみくぐり)
16226 【季語】 朝顔 【季節】 初秋

南瓜畑 鴉の案山子 昇天す
(かぼちゃばた からすのかかし しょうてんす)
16227 【季語】 南瓜 【季節】 初秋

飛び姿 川面に映し 鷺逃げる
(とびすがた かわもにうつし さぎにげる)
16228 【季語】 鷺 【季節】 三冬

屋上から 何を見つめる 白鷺よ
(おくじょうから なにをみつめる しらさぎよ)
16229 【季語】 白鷺 【季節】 三夏

彼岸花 苔むす大樹に 寄り添いて
(ひがんばな こけむすたいじゅに よりそいて)
16230 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋

杉三本 剪定されて 冬準備
(すぎさんぼん せんていされて ふゆじゅんび)
16231 【季語】 冬支度 【季節】 晩秋

夫婦して 鯉に聞かせる 恋話
(めおとして こいにきかせる こいばなし)
16232 【季語】 ー 【季節】 ー

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