日脚伸ぶ 昨夜に続き アラ煮なり
(ひあしのぶ さくやにつづき あらになり)
11454 【季語】 日脚のぶ 【季節】 晩冬
日脚伸ぶ 散歩に出れば 影の供
(ひあしのぶ さんぽにでれば かげのとも)
11455 【季語】 日脚のぶ 【季節】 晩冬
逢えぬ妹に 思い巡らし 日脚伸ぶ
(あえぬこに おもいめぐらし ひあしのぶ)
11456 【季語】 日脚のぶ 【季節】 晩冬
消えかかる 飛行機雲や 日脚伸ぶ
(きえかかる ひこうきぐもや ひあしのぶ)
11457 【季語】 日脚のぶ 【季節】 晩冬
赤信号 待ちて気が付く 日脚伸ぶ
(あかしんごう まちてきがつく ひあしのぶ)
11458 【季語】 日脚のぶ 【季節】 晩冬
藪入りの 夢は破れて 藪続き
(やぶいりの ゆめはやぶれて やぶつづき)
11459 【季語】 藪入り 【季節】 新年
春を待つ 文も電話も 顔如かず
(はるをまつ ふみもでんわも かおしかず)
11460 【季語】 春を待つ 【季節】 仲冬
雪竹の 重みに撓み 通せんぼ
(ゆきたけの おもみにたわみ とおせんぼ)
11461 【季語】 雪 【季節】 晩冬
青き空 雲間に覗く 冬の晴
(あおきそら くもまにのぞく ふゆのはれ)
11462 【季語】 冬 【季節】 三冬
野仏に 祈り通じて 残り雪
(のぼとけに いのりつうじて のこりゆき)
11463 【季語】 雪 【季節】 晩冬
まほろばさんの明日香の写真に魅了されて
まほろばの写真に俳句をいただき、有り難いこと
だと感謝しています。
早速、まほろばのブログに掲載させていただきます。
先日、窓の外を眺めたら、南の空がやけに暗く、
雪が舞っていることに気づきました。
お休みをいただき、いそいそと明日香に出かけて
時間の許す限り、雪の明日香を撮影してきました。
明日香の雪はいつも量がすくなく、すぐに消えて
しまいます。ぐるっと回ってもとの場所に戻って
きますと・・・・・・・
でも、久々に胸高鳴る半日でした。
ありがとうございます。