俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

ろう梅

2009年02月02日 | 俳句

『妹電話 十七分半 春近し』
(いもでんわ じゅうななふんはん はるちかし)

『北の国 雪は止みしと 妹電話』
(きたのくに ゆきはやみしと いもでんわ)

『春近し 頭痛の種や 夫婦の日』
(はるちかし ずつうのたねや ふうふのひ)

『春告鳥や 枝から枝へ 何伝う』
(うぐいすや えだからえだへ なにつたう)

『素魚の 喉元過ぎて 胃で泳ぐ』
(しらうおの のどもとすぎて いでおよぐ)

『蠟梅の 花弁の透けて 空透けて』
(ろうばいの かべんのすけて そらすけて)

『冴え返る 二月の空の うす曇り』
(さえかえる にがつのそらの うすぐもり)



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