俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

水仙花

2009年02月01日 | 俳句

早いもので、もう、もう二月です。

『零れたる 花粉気になる 藪椿』
(こぼれたる かふんきになる やぶつばき)

『猫柳 雨をはじきて 露玉に』
(ねこやなぎ あめをはじきて つゆたまに)

『ふるさとの 桃は咲いたか 櫻まだ』
(ふるさとの ももはさいたか さくらまだ)

『泣く吾子に 勝てぬ道理の 冬の雨』
(なくあこに かてぬどうりの ふゆのあめ)

『春待つや 吾子の泪の 絶え間なし』
(はるまつや あこのなみだの たえまなし)

『我が吾子は 眉凛として 水仙花』
(わがあこは まゆりんとして すいせんか)



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