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俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

金糸梅

2009年05月19日 | 俳句

『生徒居ぬ 学び舎さびし 夏の風』
(せいといぬ まなびやさびし なつのかぜ)

『学び舎に 生徒が消えて 草苺』
(まなびやに せいとがきえて くさいちご)

『どこそこも 休校せし 夏安堵』
(どこそこも きゅうこうせし なつあんど)

『鋒の 反り合わぬらし すててこや』
(きっさきの そりあわぬらし すててこや)

『若葉風 伎芸天さえ 踊り出し』
(わかばかぜ ぎげいてんさえ おどりだし)

『薔薇朽ちて 人目に晒す 棘もあり』
(ばらくちて ひとめにさらす とげもあり)

『朝顔や 開きて楽し 帰り道』
(あさがおや ひらきてたのし かえりみち)

『金糸梅 違いが判る 三年目』
(きんしばい ちがいがわかる さんねんめ)

『甚平や 余生と思はば また楽し』
(じんべいや よせいとおもはば またたのし)

『焼酎に 胸は焼けても 飲まれまい』
(しょうちゅうに むねはやけても のまれまい)





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