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俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

鳳仙花

2014年07月07日 | 俳句

緑陰や ベンチで寝てる 笑顔良し
(りょくいんや べんちでねてる えがおよし)
16882 【季語】 緑陰 【季節】 三夏


百合の花 花粉の黄色 艶めかし
(ゆりのはな かふんのきいろ なまめかし)
16883 【季語】 百合の花 【季節】 初夏


白百合は 黄色の花粉 塗されて
(しらゆりは きいろのかふん まぶされて)
16884 【季語】 白百合 【季節】 初夏


頭垂れ 百合の鼻先 まちまちに
(あたまたれ ゆりのはなさき まちまちに)
16885 【季語】 百合 【季節】 初夏


唄が先 写真で捜す 鳳仙花
(うたがさき しゃしんでさがす ほうせんか)
16886 【季語】 鳳仙花 【季節】 仲秋



破れ傘

2014年07月07日 | 俳句

汗掻きや 肩胛骨の 背後霊
(あせかきや けんこうこつの はいごれい)
16877 【季語】 汗掻き 【季節】 三夏
守護霊は大日如来。背後霊は祖母。


浅黄から 濃紫へと 七変化
(あさぎから こむらさきへと しちへんげ)
16878 【季語】 七変化 【季節】 仲夏
七変化=紫陽花


夕端居 窓から入る 風柔し
(ゆうはしい まどからはいる かぜやわし)
16879 【季語】 夕端居 【季節】 三夏


七夕竹 切りて飾りし 昔あり
(たなばただけ きりてかざりし むかしあり)
16880 【季語】 七夕 【季節】 初秋


日の本の 沈みし様は 破れ傘
(ひのもとの しずみしさまは やぶれがさ)
16881 【季語】 破れ傘 【季節】 仲夏
「給料の上がりし春は八重桜」安倍晋三
脚注の俳句は、この春、日本の総理大臣が宴会で披露した俳句である。
この春から、給料が上がることをよほど自慢したかったらしい。
頭のxxさを露呈している。
元総理大臣のTは、中国訪問で漢詩を披露して、恥を掻いた。
韻を含まぬ漢詩は、漢詩にあらず、漢字を並べただけのもの。
傘をさすことにだけ頭が走り、傘が破れていることに気付かない。
破れ・・・・敗れ。

夏椿

2014年07月07日 | 俳句

極暑と 驟雨の同居 その不思議
(ごくしょと しゅううのどうきょ そのふしぎ)
16871 【季語】 驟雨 【季節】 三夏


昼飯は 冷やし中華の 不満足
(ひるめしは ひやしちゅうかの ふまんぞく)
16872 【季語】 冷やし中華 【季節】 三夏


近頃は とんと目にせぬ 夏燕
(ちかごろは とんとめにせぬ なつつばめ)
16873 【季語】 夏燕 【季節】 三夏


いにしへの 想ひ人想ふ 夏椿
(いにしへの おもひびとおもふ なつつばき)
16874 【季語】 夏椿 【季節】 晩夏


夏椿 夕焼け小焼けに 晒されて
(なつつばき ゆうやけこやけに さらされて)
16875 【季語】 夏椿 【季節】 晩夏


撮り溜めの 韓ドラ整理 梅雨籠もり
(とりだめの はんどらせいり つゆごもり)
16876 【季語】 梅雨 【季節】 仲夏



七夕

2014年07月07日 | 俳句

七夕や 逢瀬と言える 絆あり
(たなばたや おうせといえる きずなあり)
16864 【季語】 七夕 【季節】 初秋


織姫に 逢いたき漢ぞ 彦星は
(おりひめに あいたきひとぞ ひこぼしは)
16865 【季語】 織り姫 【季節】 初秋


天の川 移り気な空 見えるかな
(あまのがわ うつりぎなそら みえるかな)
16866 【季語】 天の川 【季節】 初秋
天の邪鬼?


記念日の 多き一日 七夕は
(きねんびの おおきいちにち たなばたは)
16867 【季語】 七夕 【季節】 初秋


鬼瓦 涎を垂らす 驟雨かな
(おにがわら よだれをたらす しゅううかな)
16868 【季語】 驟雨 【季節】 三夏


一ヶ月 家に籠もらば 夏太り
(いっかげつ いえにこもらば なつぶとり)
16869 【季語】 夏 【季節】 三夏


霍乱も 鬼が出なけりゃ 友達に
(かくらんも おにがでなけりゃ ともだちに)
16870 【季語】 霍乱 【季節】 晩夏