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俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

春愁

2014年03月18日 | 俳句

彼岸入り 此岸の憂さの 捨て所
(ひがんいり しがんのうさの すてどころ)
16477 【季語】 彼岸 【季節】 仲春


春の夢 恋に恋する ことばかり
(はるのゆめ こいにこいする ことばかり)
16478 【季語】 春 【季節】 三春


卒業に 就職退職 雨霰
(そつぎょうに しゅうしょくたいしょく あめあられ)
16479 【季語】 卒業 【季節】 仲春
昔の話 いろんなことがありました。


春愁や 期待する明日が あるでなし
(しゅんしゅうや きたいするあすが あるでなし)
16480 【季語】 春愁 【季節】 三春


朧夜や おぼろおぼろも また楽し
(おぼろよや おぼろおぼろも またたのし)
16481 【季語】 朧夜 【季節】 三春


春がすみ 宰相の笑み 薄れけり
(はるがすみ さいしょうのえみ うすれけり)
16482 【季語】 春霞 【季節】 三春
春が済みだったりして。


春薫る ファインダー越しの 小世界
(はるかおる ふぁいんだーごしの しょうせかい)
16483 【季語】 春 【季節】 三春


花莟 即写即詠 光りあれ
(はなつぼみ そくしゃそくえい ひかりあれ)
16484 【季語】 花 【季節】 晩春


春一番 吹かず飛ばずも 春は来し
(はるいちばん ふかずとばずも はるはきたし)
16485 【季語】 春 【季節】 三春


如月や 呑む酒々は 水の如
(きさらぎや のむさけざけは みずのごと)
16486 【季語】 如月 【季節】 仲春
黒田の殿様?


水温む サランの笑みに 嬉しさが
(みずぬるむ さらんのえみに うれしさが)
16487 【季語】 水温む 【季節】 仲春
サランちゃんかわいいですね。


口に出る 小學校歌 春おぼろ
(くちにでる しょうがっこうか はるおぼろ)
16488 【季語】 春 【季節】 三春


春暁や 想い出巡り 酒の欲し
(しゅんぎょうや おもいでめぐり さけのほし)
16489 【季語】 春暁 【季節】 三春


春や春 花より団子 柿の種
(はるやはる はなよりだんご かきのたね)
16490 【季語】 春 【季節】 三春
柿の種=嫁の好物


春の堰 浮き沈みする ビーチボール
(はるのせき うきしずみする びーちぼーる)
16491 【季語】 春 【季節】 三春


揺れ残る ブランコ一つ 影を追う
(ゆれのこる ぶらんこひとつ かげをおう)
16492 【季語】 ブランコ 【季節】 三春


指折りて 桃と桜の 恋しけり
(ゆびおりて ももとさくらの こいしけり)
16493 【季語】 桜 【季節】 晩春


春愁や 消せぬ想いの 一二つ
(しゅんしゅうや けせぬおもいの ひとふたつ)
16494 【季語】 春愁 【季節】 三春