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俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

戀猫

2010年02月05日 | 俳句

戀猫や 月夜の晩に 泣きやがる
(こいねこや つきよのばんに なきやがる)
11606 【季語】 恋猫 【季節】 初春


春立つに 我立ちゆかば 空振りに
(はるたつに われたちゆかば からぶりに)
11607 【季語】 春立つ 【季節】 初春


立春の 引退宣言 涙あり
(りっしゅんの いんたいせんげん なみだあり)
11608 【季語】 立春 【季節】 初春


春立つに 不起訴処分に 腹も立つ
(はるたつに ふきそしょぶんに はらもたつ)
11609 【季語】 春立つ 【季節】 初春


薄氷を 踏みし思いの ゴロも居て
(はくひょうを ふみしおもいの ごろもいて)
11610 【季語】 薄氷 【季節】 初春


永田町 政治不信の 余寒かな
(ながたちょう せいじふしんの よかんかな)
11611 【季語】 余寒 【季節】 初春


年豆を おやつと言いて 嫁食す
(としまめを おやつといいて よめしょくす)
11612 【季語】 年の豆 【季節】 晩冬