風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

四国行ってきます。

2011年08月18日 22時45分13秒 | お四国以外の四国

どんだけ~!って感じですが、今夜より四国へ行ってきます。さすがにちょっと疲れが・・・。

お目当ては登泉堂のかきごおり。去年はいけなかったので2年ぶり。
でも、今夜のケンミンショーで取り上げられたそうで、知っとこ!に引き続き全国版で放映されて
ものすごい並ぶのではと恐れてます。

それでも食べたいいちごのかきごおり。

そして青空屋でのんびりしたら、こないだ友人(の旦那)に大好評だったひぐちのクッキーを買
いに、また仏生山に行こうと思います。

いつまでも穂高岳縦走のアップができなくってごめんなさい。来週こそ??


山で遭難してはいけない。

2011年08月17日 13時43分56秒 | ハイキング・登山

私、けっこう好きなんです。山の遭難についての本を読むのが。
特に山に行く前には率先して読みます。自分にいつ同じようなことが起こってもおかしくないんだ、
と戒めるために。

っていいながら八経ヶ岳では思いっきり道迷い遭難しかけましたが。典型的な思い込み&登り
返したくなくなるくらい下りてしまったことが原因でした。

で、この穂高岳縦走については岩稜帯ということでルートの詳細を調べたり、ヘルメット持って
いったりもした訳ですが、実際に行ってみて、ここまで遭難が頻発する現場を見た事がないって
くらい、毎日誰かが負傷したり、亡くなったりしていました。

それは自分より体力のない、技術のない中高年だよ、と言う事はかんたんですが、自分も中高年
の仲間入りまでそう遠くないし、年齢ではなく一瞬の気の緩みでなんてことないところで大きな
事故に発展するのだということを今回は思い知らされた感じです。

涸沢に着いたときは担架を持ったレスキュー隊員が走ってました。北穂高へのルートでは女性
がレスキューに背負われて下山してましたし、次の日はザイテングラートで祖父・孫が落石で
死亡、そして吊り尾根では息子2人と来ていたお父さんが10mほど滑落していたし(自力で下
山したので遭難にカウントされてないけど)、これもカウントされてないようですが、夜10時前
になってやっと岳沢ヒュッテに下山してきたパーティもいました。



 (涸沢~北穂高ルートでレスキュー隊員に背負われて下山する女性。)

毎日毎日なにかしら起こってました。

そして先週、知り合いが岳沢の一般ルートで100m滑落し、重傷でヘリで運ばれていたことを
知りました。その人は私なんかよりずーっとずーっと体力も技術もある人です。でも親不知から
9日間かけて最後に岳沢経由で上高地に下山していた最後の最後、崖から滑落したとのこと。
幸い命に別状はなくて良かったですが、それも携帯とGPSを使ってすぐに救助要請が出来
て、ヘリが飛べる状況にあったから、岳沢ヒュッテからレスキューの方が来てくれたから・・・。

涸沢のレスキューの方が言ってました。
「こんな涸沢カールでも、転べば岩で頭を打って怪我します。とにかく気をつけて行ってください。」と。

レスキューのみなさん、本当に毎日ご苦労様です。
あんな不安定な岩場や梯子や鎖場のあるルートを50キロはある人間を背負って涸沢まで卸
すなんて、本当に大変だと思います。あの姿を見て、なんで「がんばってください!」って一言
言えなかったかなあ、私・・・。ただ思ったことは、「私は絶対にこんな迷惑かけられない!」と・・・。
でも、いつ自分もそうなるか、本当に分からない。前穂から岳沢ルートは思っていた以上にきつい
下りで、前穂高岳でしんどいのが終わりと思っていたらえらいことでした。

今回の山行でもうちょっと自分の身の丈にあった方法で、慎重に登山計画を立てたほうがいい
と反省しました。圧倒的に下山時に事故が起きてるので、自分の体力を過信せず、最終日に
余裕が残るくらいの日程で計画を立てたいです。

これから夏山に行かれる方は十分に気をつけて行って来てください。


田舎から帰ってきました。

2011年08月17日 09時25分43秒 | 番外(日常つらつら)

今朝夜行バスで田舎から帰ってきました。さすがに疲れた・・・。

帰ってきたら洗濯して、明日は仕事に行ったあと飲み会で、そしてそのあとそのままジャンボ
フェリーで四国行くので荷物の詰めなおし。我ながらよくやるな~。

で、田舎では父親の墓参りのほかは特に何もせず、家で食っちゃ寝してたんですが、姉にお
願いしてお昼に「ひかり」へ連れて行ってもらった。

けっこう派手な看板が掲げられていて、小さな駐車場しかないため通りに面した左折用道路
は「ひかり」の注文客の路上駐車で満車です。(笑)



でも店の前にはそんなにすごい行列がなかったので注文することに。何が有名なのか分から
なかったので「スペシャルバーガー」とポテト、チキンナゲットを注文する。

すると、「それでは番号札をお渡ししますので13時40分から50分の間に来てください。」
へ?えっと、今は12時30分・・・。って1時間以上待ち~?!

はい、人が少なかったのは単に待ち時間が長すぎて一旦離れていたからでした。恐るべし。

しょうがないので1時間時間を潰した後にハンバーガーを取りに来て、車中でいただきます。



スペシャルバーガーを半分まで食べたところ。レタス、たまねぎ、トマト、チーズ、エッグ、ベー
コン、パテに少し甘めのマヨネーズとケチャップが入ってます。印象には「甘い」と思ったのと
チーズがスライスチーズじゃなくてプロセスチーズの塊みたいな感じで入ってること。でもチー
ズはくどくなかったけど。エッグが入っていることもあり1つ食べるとお腹いっぱいに。

で、私としてはBigmanのほうが好きかなと。Bigmanのベーコンのスモークの香りとか、作り
たての全体のシャキッと感とかが好き。これで佐世保の3代メジャー系を食べたので、次回か
らはBigmanで行こうと思います。

また全然話は変わりますが、本当になんにもすることがなくウダウダしていたので近所を散歩
しにいったところ、おもしろいものを見つけた。

 

高地トレーニング環境室。なぜこんなところに?誰がわざわざ高度順応するんだ?と思ったん
だけど、低圧室に入ると血流がよくなってケガや疲労回復が早くなったりするらしく、目の前が
男子校だから部活の子とかもよく来るらしい。病院も近いしね。

そしてなんと1回たったの500円!安い!ということで、試しに入ってみることに。

 低圧室

福島の会社が作ったらしい「シャトルけあふ」。3500mの高度くらいまで気圧を下げることが
出来るらしい。中は意外にもくつろぎのスペースが広がっていた。(笑)一度に12名まで入れます。



1日11回やってて、1回45分。部屋に入って15分かけて3500mの高度まで気圧を下げて
いき、15分間はそのまま、そして残り15分で元の気圧に戻していくとのこと。

なぜか飴を勧められたのだが、耳抜きのためのものだった。あ~、ネパールの国内線みたい。

つねに新鮮な空気を送り込んでいるそうで、特に息苦しくはないが耳は気圧が下がっている
ことには敏感で、耳抜きできない人は無理ですね。

管理人のおじさんも私が初めてということで一緒に入ってくれて具合が悪くならないかみてくれて
いる。その間にいろいろと効能などを聞く。

なんとここに入ると血流がよくなるからなのか関節などの稼働が10cmほどよくなるとのことで
さっそく前屈してみたら・・・

 届いた!

は?と思うでしょうが、私、めちゃくちゃ体固いんですよ。指が届くだけすごいんです。(笑)
効能は3日くらいは続くらしいです。

で、元の気圧に戻っていくと、ペットボトルはこんな感じに。



いや~、おもしろい体験でした。神戸にもあったら行ってみたいけど、あっても500円じゃあ
やってないだろうな。


田舎に帰ってきます。

2011年08月13日 20時30分53秒 | 番外(日常つらつら)

今日はモンベルのジムで知り合ったOさんに北小松にある岩場へリードクライミングに連れて
行ってもらった。今回で2度目。
他のお仲間さん達は都合が悪く、今回も2人だけだった。

前回は初めての外岩で行うリードクライミングで、そのうえそのための練習もなにもせずだった
ため、Oさんから罵詈雑言を浴びせられるほどのボロボロぶり。シューン。
そのうえボルダリングも怖いが結局リードも怖いってことがよーく分かりました。
チキンな私は5.8でも登れないほど・・・。Oさんが連れて行ってくれるだけありがたいってもん
です。はい。

で、前回トライした5.9の「休日はクライミング」を今回もトライ。
前回いけたポイントまではイメージが出来てたのでスラっといけるかと思ったのにムーブを忘
れてて結局前回つまづいた当たりでうろうろうろうろ。(笑)
そのうち腕がパンプして一旦休憩。それから再度トライ。前より1歩進んだけど、やっぱり無理
だった。初めて落ちたんだけど思ったより怖くなかったものの、かといってまた落ちても平気には
ならない訳で・・・。
まずはチキンな心をどうにかしなければ!

ビレイは前回よりはマシになっている、と思いたい。
あ、そして初めて懸垂下降してヌンチャク回収しました。懸垂下降は怖くなかったけど、岩の
頂上がとんでも尖がってて、クライミングシューズじゃなくても大丈夫っていうから普通の靴で
あがってマジで後悔。(涙) セルフビレイ取るまで恐怖だった。
北穂~涸沢より怖かったよ~。


で、今晩から田舎に帰ってきます。
今回も佐世保バーガー食べてこよ。今回は「ひかり」に行ってみたいなあ。


北海道 エゾ梅雨の十勝連峰 その9

2011年08月12日 06時20分24秒 | ハイキング・登山

とうとう北海道最終日。

帰りの便は10時30分発ととても早かったんだけど、ホテルを早くチェックアウトしてそのまま
空港に来たので、手荷物を預けたら1時間半ほど時間ができた。

もともと新千歳空港はお土産物屋が充実してたけど、たまたまこの7月の連休にリニューアル
してものすごくパワーアップしていたのだった。探検探検♪

今回は食べなかったけど北海道ラーメン道場というものが出来てて、空港でおいしい北海道
ラーメンが食べられる。



そしてロイズのミニテーマパークみたいなものも出来ていた。



それ自体は別に大したことはなかったんだけど、併設されたショップではここだけのオリジナル
商品が売られていてちょっと興味をそそる。お土産にもいい感じ。



そしてもう1階上では万葉の湯なる温泉施設まで併設されてて、食事も出来てなんと泊まる事も
出来るのだ。それもそんなに高くなかったから、遅く着く飛行機だったらここに泊まってもいいかも。



さらにカルビーのじゃがポックルシアターなるミニシアターまであるのだ。



すげー!まだ時間が早すぎてやってなかったけど。

このほか北海道の海鮮居酒屋横丁みたいなのや、ダイソー、アウトレットショップ、そしておみ
やげ物フロアでは1貫から食べられる魚市場併設の立ち食い寿しなど、思わず飛行機に乗り
遅れそうな充実ぶりだ。

惜しいのは飲食店の開店時間が遅いので、最後に北海道を食べ納めしようとしている観光客
を取り逃がしている感じがした。ラーメン道場も1軒だけ10時から開いていて、そこだけ満員御礼
状態だったし、海鮮居酒屋横丁みたいなところもどんぶり屋さんが1軒だけ開いていて盛況
だった。

あ~、楽しかったなあ。また9月には大雪山登山の予定だから、いろいろ調べておこうっと。

MIKOさんいろいろとありがとうございました!そして9月もよろしくお願いします。


北海道 エゾ梅雨の十勝連峰 その8

2011年08月11日 07時10分17秒 | ハイキング・登山

次の日はやっぱり雨でした。

で、朝一番に旭川の名物JUNDOGを探しに行ったのですが朝早すぎて開いてなかったです。
また次回には必ず!

で、FURANO MARCHEへ行ってみることに。



 思ってたよりこじんまりしてた。

でも、地場産農産物やパンにソフトクリーム、ジェラート、富良野のお土産屋さんも入っている。

まずはパン屋に入ってみると、北海道らしくちくわパンを発見。

 中はツナ入り。

このほかカボチャがたくさん入ったのとか魅力的だったのでつい買ってしまった。



農産物コーナーでは今が旬らしいメロンがいい香りをさせていた。北海道は豊かだなあ。

そして小腹満たしのため購入したのはとみ川の「なまら棒」。



「なまら棒」は簡単に言えば棒状の餃子である。私は限定のトマト&チーズだったかな?
MIKOさんはスタンダード版を食べていたが、まあ普通においしかったです。ちょっとピリ辛とか
にしたほうがおいしいかもしれない。

で、土産物屋で北海道産じゃがいもを茹でてカレーソースで絡めたものが真空パックになった
のとか、焼きとうもろこしの粒粒を乾燥させたお菓子とか購入。
(つい山に持っていけそうなものを選んでしまう私・・・。)

そしてやはりはずせないでしょう。ソフトクリームは!



      ここはやっぱりバニラで。北海道は本当に豊かだなあ。(リピート)

そこからさらにMIKOさんが連れて行ってくれたのは富良野チーズ工房
FURANO MARCHEは朝早かったからかあまり混んでなかったのに、このあたりから連休
だったんだなあとやっと自覚できるほどの人混みになってきた。

ここではチーズの試食ができます。



ここの一番の名物はワインを練りこんだチーズですが、やっぱりおいしかったなあ。購入。

そしてそして富良野と言えば富田ファーム。



随分昔に一度来たことがあるのだが、その時はたいしたものもなくてラベンダー畑で写真撮って
帰っただけな気がする。



もちろんラベンダー畑は健在だが、しかし今の富田ファームにはメロンの試食販売があったり
あらゆるラベンダー製品(コスメも充実)も売っていて、あきらかに面積も拡大している。
駐車場は満車で手前の道路が渋滞し、これでもか!って観光客が押し寄せていた。すご・・・。

今まで山ばっかり登ってたのでこんなに観光客がいてびっくりした。

そうこうするうちにお昼時になったので、また美瑛町に戻り、2人とも興味のあったGoshさんに
行ってみるとお店の中は満席だったが2組ほど待てば入れるとのこと。

入り口には自家焙煎コーヒーのほか、おいしそうなパンが・・・。



ついここでもパンを購入。いつ食べるんだ、いつ!?と自分に突っ込む。(笑)

で、外で待っている間にも続々とお客さんがやってきて駐車場は満車、待ち時間は1時間以上
になるのでは?少し早めに着いててよかった~!

結局15分ほど待つだけで入ることができた。MIKOさんはサンドイッチセット、私はカレーセット
にした。



焼きたてパンにサラダ、そしてマッシュポテトの入ったキーマカレースープ。
これにコーヒーも付いて満足、満足。マッシュポテトをこんなふうにしてカレーに入れればジャガ
イモ食べてるって感じするな。ふむ、山でもできそう。(笑)

おしゃれなお店でおいしいお昼をいただき、帰りはカンパーナ六花亭に寄ってもらい岐路につ
いたのだった。

MIKOさんとはホテルでお別れし、その後地下街をうろうろ。夜はおいしいお店に行ってもよかった
んだけど、地下街にあったチーズショップで買ったチーズがどうしても食べたくなったのと、大量
にパンもあったので、沖縄に引き続き部屋飲みしてしまった。(笑)



チーズ大好き!お値段も最近は海外のは高くておいそれと食べられないけど、北海道産のは
高いのもあるけど比較的お手ごろなものもあるし、ハード系も充実してるし、レベルも高い。
ここで肥後の守が活躍。持って来てよかった。(笑)


北海道 エゾ梅雨の十勝連峰 その7

2011年08月10日 06時11分14秒 | ハイキング・登山

美瑛岳山頂でぺこぺこだったので十勝岳を眺めつつ腹ごしらえを済ませていると、山ガールと
山ボーイが反対側からやってきた。
この時間に美瑛岳に来るということは百名山の十勝岳に登らず美瑛岳のピストンなのかしら?
だとしたらあの花畑を見ずに帰るということで、もったいないなあ。

そうして下山である。ここから十勝岳への分岐まであと2時間10分となっていたのだが、裏側
とうって変わって表側は深い溝上の道で虫も多く蒸し暑い。



道幅も狭いので歩きにくいし。そしてけっこう急なのだ。ハイマツの中をガンガン下っていく。



そして沢まで下りる最後のほうの道は手も使わないと下りられないような道で疲れた足に堪える。

やっとこさ沢まで下りた。



しかしそこは数日の豪雨により増水していて登山靴では中まで濡れてしまうほどの深さに
なっていた。

そこで大阪の夫婦もうろうろ。それにしても山ガールたちはどうやってここを渡ったんだろう?

MIKOさんはこういう北海道の沢に慣れているらしく、少し狭くなっている(が、飛ぶには怖い
)ところをぴょーんと飛び越えて、向こう側から渡れそうな場所を探してくれる。

その間に大阪夫婦は観念して靴を脱ぐとお父さんから渡ることにしたのだが、お母さんがうっ
かりお父さんの靴を投げそこない川にどんぶらこっこ~!お母さんも結局靴の中に浸水して
しまい途方に暮れることに・・・。

その間にMIKOさんはポイントを見つけてくれて、私のダブルストックを使って1人ずつ渡る
ようにと指示してくれたので、なんとか浸水せずに渡りきることができた。



なんとか沢を越えたものの、十勝岳への分岐まではまだまだ。



     またもや雪渓が!その向こうにも雪渓が見える。どんだけ渡るねん!



やっぱり踏み跡が少ないので歩きにくい。



そしてまた沢に下りる。ここは水が少なくてホッとする。



このように小さいアップダウンを繰り返し、やっとこさ分岐に着いたのはコースタイムに30分以
上遅れてのこと。



長かった~!沢で15分ほど無駄にしたとしても遅い。この道ピストンとかしたくないわ~。
でもここでエゾシマリスが見られたのですよ!いつもMIKOさんが先頭で何回か出てきてた
のがすぐに逃げちゃうので姿を見られなかったんだけど、このときは食べ物に夢中だったらしく
逃げる途中で一生懸命木の実食べてました。かわいかった~!

で、全ルートのコースタイムは9時間でした。よー歩いた。そして火山にお花、沢に雪渓と何で
もありな山でした。十分堪能しましたとも!

歩ききった充実感を胸に向かったのは吹上温泉白樺荘です。



ここから徒歩5分で行ける混浴露天風呂は「北の国から」で宮沢りえちゃんが入浴したことで
一躍有名になったそう。そっちはとても混浴上級者でなければ入れなさそうなのなので、私たち
はこちらのほうで男女別の露天風呂を堪能しました。(笑)

それから大阪のお姉さんを別の宿に送り、宿で今日もサッポロクラシックで祝杯です。



今日はラムステーキですね。よく歩いたので食も進みます。

明日の天気予報は雨。でも構いません。もう今日十分に歩きました。むしろ明日予報が外れて
大雪山歩くことになったらどうしよう?(笑)

ということで、明日は富良野観光メインで!フラノマルシェ行くぞ~!


都会は面倒だ

2011年08月09日 13時52分39秒 | 番外(日常つらつら)
今日はもう1日休みがあるので洗濯したり、接骨院行ったりして、最後に
近くの公園でメンテナンスのためテントを張って乾かしてたら、案の定
「神戸市の者ですが、今日はここに泊まるつもりですか?」と来た…。

こんな暑い中テントで泊まるわけないじゃん!(>_<)

浮浪者っぽくないからすぐに信用してもらえたが、都会は面倒だ…。(-_-)

穂高から帰ってきました。

2011年08月09日 07時12分06秒 | ハイキング・登山

8月6日から夜光虫さんと3泊4日テント泊で北穂高~奥穂高~前穂高縦走に行ってきました。



これまでの夏山の中でもひたすらの岩稜帯が続く縦走路で、なおかつ二人では初めてのテント泊。

何事もなく下りてこれたものの、毎日のように遭難事故が続くルートでのテント泊縦走はちょっと
無茶だったかなと反省。

しかし奥穂高岳からの360度の絶景は忘れられません。ガスらなくて良かった~!(笑)

詳しくは後日。


北海道 エゾ梅雨の十勝連峰 その6

2011年08月03日 07時25分51秒 | ハイキング・登山

十勝岳を後にして裏側から美瑛岳への稜線を進む。
ここいらはまただだっ広い道で、ガスると本当に迷いやすい道だ。



このくらいのガスならば点々とある道標も見えるが、もっと濃いとそれも見えるかどうか?



まるで月に下りたような何もない、荒涼とした景色。そして本当にだれも歩いてないのね。

砂礫の稜線を道標に沿って進んでいくと美瑛岳の手前のギザギザの鋸岳が見えてきた。



まっすぐ登るのか?!と思ったけど、途中で右にトラバースしてたからホッとする。



鋸岳を過ぎるとまるで富士山の砂走りのように下っていく。とても柔らかいのでサクサク下りて
いけて楽しい。でも途中柔らかくない場所に来ちゃうとちょっと怖いんだけど。

そして急に現れた雪渓。もう姿が見えなくなっていた健脚大阪夫婦だったが、つねにリードして
いた奥さんはどうやら雪渓歩きは苦手のよう。旦那さんは先に渡っていて、奥さんは怖くてなか
なか進めない。というのもほとんど人が歩いてないもんだから雪渓もトラバースの痕があまりない
うえ、短いながらもけっこう傾斜があるんだな。
MIKOさんが途中から足場を作ってくれて奥さんをリードしてあげたのだった。



私もストックを出してバランスを取りながら抜けた。
奥さんはお礼を言うと、また旦那さんより先に立ってずんずん歩いていった。おもしろい夫婦だ。(笑)

で、このあたりからすこし雨が降り出したのと、遮るもののない稜線に出て風が強くなったので
上だけ雨具を着て歩く。美瑛岳に近づくにつれて植物も見え始めたが、イワブクロの花はまだ
まだ蕾で咲く気配はない。



お花畑が見られるようなことをIさんに言っておきながら、このままお花がなかったらどうしよう・・・。

そんなことを思いつつ後ろを振り返ると、あんなに濃かったガスが抜けて十勝岳がきれいに
見えているではないですか。



十勝岳って思ったより尖ってるんだなあ。そして稜線がきれい。
それに比べて美瑛岳ってば名前に似合わずけっこう荒々しいわあ。



表の火口が深くって、山頂からは急な崖になっている。
ここまで登ってくれば、あとは火口縁をぐるりと周れば山頂かな?

と思いながら登っていたら、ほとんどこれまでお花らしいお花が咲いていなかったにも関わらず、
ツガザクラとチングルマのお花畑が出現!!




足元から下には波紋を縁取るようにお花畑がどこまでも広がり、見上げれば・・・



どわーっとツガザクラの大群生である。一瞬Iさんと「ほえ~」としてしまうほど・・・。

「お花畑って言ったらこれだよね!」とIさん。良かった~!



雨に濡れていたがエゾコザクラも咲いていた。ハクサンコザクラよりも小型でかわいらしい。

しばらくお花畑を堪能して歩き出すと、またこんな岩場が出てきたりする。

 変化に富んでる美瑛岳。

霞む向こうに見えているのが山頂のようだ。



またまたお花のない稜線を行き、もうお花はないんだろうなあと思っていると、また出てくる。



美瑛岳は飴とムチの繰り返し。(笑) 2度目のお花畑はもっとすごかった。視界一面が上も
下も花・花・花だ。



今日は私たちの後には誰も来てないし、このすごいお花畑をたった2組しか見ないなんて!
もったいなーい! そして来てよかった~。

ここでMIKOさんが「あ、ナキウサギの声が聞こえた!ここにもいるんだなあ。」
え!?聞こえなかったよ!どんな鳴き声なんだ~?見たい~!
あとで地図を見たら確かにこのあたりはナキウサギ生息地だった。分かっていたらもっと注意
して聞き耳立ててたのにな。

で、美瑛冨士との分岐から美瑛岳への最後の登りにかかる。

 後ろが美瑛冨士。

短いながらも急な道を登っていき、切り立った火口縁を周った向こうが山頂だ。



そうして美瑛岳山頂に11時30分到着です。十勝岳から2時間10分。
山頂では大阪夫婦が先にお昼を食べて待っていた。



そしてやっぱり山頂標識は壊れて無かった・・・。残った棒に登山者がマジックで書いたと思わ
れる「美瑛岳」の文字が。(笑)

幸い雨は止み、十勝岳を望みながらお昼です。

あとは下るのみ。