風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

迫割禅定&面河渓&石鎚山テント泊の旅 その1

2010年10月26日 22時35分16秒 | ハイキング・登山
え~、これは9月の最後の週末です。1泊2日で行ってきました。

メンバーは元ガイドのNさん、Iさん、夜光虫じぃに私の4人。

今回はNさんが先に四国でテント泊の準備しておいて、残る3人で土曜の早朝に着くジャンボ
フェリーで高松へ。

フェリー乗場では5時にも関わらずNさんがレンタカーで迎えに来てくれていた。
さっそく乗り込むと、朝ごはんはうどんじゃ!ということで5時30分から開く「なかにしうどん」へ。

お店に一番に乗り込んだら、かけうどん1玉+おあげさんにする。出来立てうどんはおいしい!

腹ごしらえが済んだら一路愛媛へ。

メインイベントは石鎚山トレッキングのはずだったんだけど、せっかくレンタカーを運転してくれる
というので、「近いからぜひ岩屋寺に行って、逼割(せりわり)禅定がしたい!」という私のリクエスト
を聞いてもらったのだった。

当初は1日目に石鎚山を土小屋からピストンしたら面河渓キャンプ場に泊まって、2日目に迫割
禅定のつもりだったが、夕食の買出し等をするためスーパーに寄ったりしていたら予想以上に
時間がかかりすぎたのと、天気も下り坂な感じだったので1日目に迫割禅定することに。

                           

で、岩屋寺に到着。駐車場から急坂をてくてく登っていくと、いかにも岩屋寺な景色が。

 みんなも驚く断崖絶壁ぶり。

それもかなりぼこぼこ穴があいてます。「よくこんなところに建物建てるよなぁ。」とN氏。

さらに上に上がると本堂があり、その横壁に岩屋があります。
ちゃんと本堂と大師堂にお参りを済ませると、その岩屋へあがることに。

 じゃーん!でかい!高い!

大きなはしごなんですよ~。お遍路で来た時にはお杖をどうしようかと思ったけどさすがに下に
おいて上がりました。

上がって上からの景色を堪能したら下ります。下りもなかなかの高度感です。



でも、今回の目的はこの岩屋ではなく、逼割禅定です。

別格の慈眼寺では穴禅定をしましたが、ここ岩屋寺には逼割禅定があるんですよ~。
お遍路の時はとてもじゃないがそんな気力もなく(というか禅定の存在を知らなかった。)今回が
初めてなのだ。

で、寺務所へ行き「逼割禅定がしたいんですけど。」と言うと、禅定の入口の鍵と三十六童子行場
お参り用の納め札(200円)をいただく。200円で肌守りももらえた。お得だ。(笑)



そして大師堂横の門へ。



歩き遍路の場合は八丁坂から上がってきてこっちの門からお寺に入ることになる。

門を入ってすぐ右手に三十六童子の一番目の像があり、さっそくスタート。と言っても手を合わ
せてお札を横のボックス(ゴミ箱みたいなのがちょっと悲しいが。)に入れるだけ。

それでも完全なる山道にぐるぐる張り巡らされた三十六童子の像を周るのはけっこう大変。

 けっこう厳しいっす。

登ったり降りたりしながら20分ほどすると、やっと最後の童子に来た。そこにはかなり大きな
お不動さんが。

   でかい! 

 この右横に禅定の入り口が。だいぶ小さく見えます。

 ちんまり。

 いよいよ入ります!