花之江河には6時30分に到着。たまたま誰もいなかったので静かな湿原を満喫。
日本庭園のようなとよく書いてますが、そうかな?確かに灯籠はあるけど。
いきなり観光地に来たような気分。(笑)
というのも、「国立公園花之江河」みたいな看板がドーンと立ってたり、立派な木道があったり
するんだもん。
淀川登山口からはこんな感じなのだろうか? 石塚小屋からの道とは全然違うぞ。
それとも花之江河の周りだけなのかしら?
とか思いながら進んでいく。でも木道は続く、続く。
登り降りしながら進んでいくと20分ほどで黒味岳への分岐に到着。
ここに荷物をデポして貴重品と飲み物だけ持って頂上までピストンすることに。
この黒味岳への道がまたけっこうすごいんだ。
スタートからこんな感じ。
なぜかストックを持ってきた私。ここでもいらないっつーの。(涙)
おいおい~!
2箇所ほどロープがないと登れないようなところあり。これは上から見たところ。
東黒味岳の山頂を右手に見ながらさらに進み、黒味岳山頂へ。山頂は大岩の上になるので
ロープを使ってよじ登る。
黒味岳山頂に7時20分着。山頂は二人じめだ。(笑)
山頂の岩に2人の影で屋久島のYKを表現してみました。(笑)
はからずも夜光虫さんのYKにもなってますが。
写真をぱちぱち取っていたら、K夫妻が登ってきた。
黒味岳ってば海もガツーンと見えるんだな。そしてこれから向かう宮之浦岳に永田岳もばっちり
見えるんだよ。すごい。
さあ、ゆっくりしている暇はなし。逆算すると宮之浦岳に10時30分までに着けなければ永田
岳はあきらめなければならないのだ。
そんでまた急いで下って行く途中である高校の山岳部に遭遇。オレンジ色の帽子が目立つ。
挨拶もしっかり。若い、元気だなあ。
分岐に戻ったら次は宮之浦岳へ。
途中の投石平くらいまで来ると、いかにも屋久島!宮之浦岳縦走!って感じの景色が広がる。
こういう景色が見たかったんだよ~!
いつの間にかK夫婦に抜かれてた。2人とも早いわあ。元気。まあ荷物も軽そうではあるが。
急登に喘ぎ喘ぎここも登っていく。
木道はあるんだけど、けっこう段差もきついところも多くて疲れる。
短い休憩を何度か挟みつつ、宮之浦岳に近づいていく。でも、遠いよ~!
途中笑っているような人面岩が。こんな感じのメーカーのマークってなかったっけ?
バックは翁岳かな?
不思議なことに周りは笹だらけだ。だからあんなに岩がボコボコ見えるんだなあ。来る前に写真を
見ても全然笹だって気が付かなかった。ちなみに猿も鹿も普通に出てきます。
で、木道でツルっと滑ってしまった際に携帯を発見。こんな山奥に落としたんじゃ取りに帰れ
ないだろうと思い、持って帰って宮之浦ででも届けることにした。
やっとこさ宮之浦岳山頂に到着。10時15分なり。(バックは永田岳。)
なんとか永田岳挑戦権は得たが、もうヘトヘトだよ。
次の機会に回さない?(笑) と思ったのだが、K旦那は「永田岳が呼んでるよ~。」と言い、
夜光虫じぃは「え~、行かないの?!行こうよ~。」と言う。私焼野三叉路で待ってようかしら。
(マジでそう思ったが)結局行くことに。
ここでK夫婦に携帯を落とさなかったか聞いてみたら、男の子グループの一人が落としたらしく
さっき気が付いて探しに行った、すれ違わなかった?とのこと。
ああ、挨拶もせずに急いで降りてった男の子達がいたなあ、そういえば。
私はあまりお腹も空いてないし時間もないので、K旦那が伝えてくれると言うので先に山頂を
後にした。
焼野三叉路までがつんと下り、荷物をデポしていたらK夫婦が追いついて先に永田岳へ。
(なぜならK夫婦は鹿之沢小屋に泊まり、次の日は花山歩道を降りる予定なので。)
そしてそのあと例の男の子達が来たので携帯を渡したら、ありがとうございましたとお礼に5000円
も渡そうとするのでびっくり。「無くしたら機種変更でもっとかかるところだったので。」とのことだったが、
なおのこと見つかったんだし、誰でもそうするだろうからとお断りした。
山奥でええことしたわ。(笑)