風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

屋久島 宮之浦岳縦走 その4

2010年10月16日 08時21分28秒 | ハイキング・登山

そうして9時20分、やっと大和杉の分岐に到着。2時間20分かかってるよ。

分岐にリュックを置いて、カメラだけ持って下に降りていくとすぐに大和杉が見えた。
縄文杉と異なり大和杉は根元まで入れて、かなり大きな杉なので迫力がある。

  遠かったよ、大和杉。

ひとしきり記念撮影をしたら分岐に戻り、ヒルチェックをして(笑)再度出発。

ここからは沢へと下っていく。沢筋に着いたのは10時20分。こんな橋が。



でもかなり斜めなうえ苔苔で渡りたくな~い! 幸い水量が少なかったので横を歩くことができた。

そのあと出てきた川は増水時は渡れなくなるので注意と地図には書いてあったが今回は大丈夫。



川を渡るとしばらく比較的なだらかな道を右に進んでいくのだが、そのあと急登へ。
喘ぎ喘ぎ登り、また平坦になったと思ったら下り、そして登り、と小さな変化が多く続くので、こ
こでも自分がまったく地図のどこにいるのか分からない状態に。

それにしてもさらに道の荒れ方はひどくなって、這い上がるような場所もいくつか。

 ストックは邪魔!ないほうがマシ。

で、やっとこさ目印になるものが出た。時刻は12時20分。

 みはらし台

と言っても登り口が分からず素通り。(本当はロープがかかっているところがあるらしい。)

これが地図に載っている「展望台」なのだろうか?まったく展望無いけど。

 まっちろ

もしここが「展望台」だとしたら、あと1時間ほどで石塚小屋に着くはず!

と、ここからまた沢筋に降りたり、登り返したりを繰り返し1時間経ったころ、登山道横に小さな
岩があり、そこから黒味岳などが霞んだ中に見ることが出来た。まさかここが「展望台」じゃあ
ないよね・・・? こんだけ黒味岳が近くに見えるし、淀川口からと思われる尾根も真近に見え
るから、小屋はそう遠くない気がするんだけど。

もしここからまだ1時間とかだったら精神的に凹むなあ、と思いながらトボトボ歩き出したら、す
ぐに小屋が!よかった~!!

 ばんざーい!

 13時47分着。小屋には一番乗り! は~、疲れた。