風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

ネパール ナマステ旅日記 その38

2009年11月24日 22時00分31秒 | ネパール2010,2008
 パタンのダルバール広場をうろうろしたあと、美術館が開くというので入ることに。
 美術館に入るにはさらに250ルピーを支払うことになるのでチェリンさんは「それ
だけの価値があるのか?」とスタッフに聞いていた。(笑)
 チェリンさん達はもちろん無料なんだけど。

 

 美術館の中は3層になっていて、ヒンドゥーの神様の像、チベットの神様の像、そし
てパタンの王様の玉座などいろいろなものが見られておもしろかった。王様の玉座
は金のコブラがドワーッと集まった背もたれで、豪華だけど気持ち悪いぞ。けっこう
蛇のモチーフが多いのは神様の逸話となにか関係があるんだろうか?

 

 美術館からは外の様子を眺めることができる。あるカトマンズ建築の本で、王が住
む場所であるにもかかわらず、あまりにも外部と近いこのような王宮は他に例を見な
いと建築家がびっくりしていたが本当にそうだ。お堀も何もないし。外が見えるってこ
とは外部からも狙われやすいんだもんね。

 

 そうして外に出ると雨は止み晴れ間が広がっていた。ちなみにこの塔の上に座って
いる人は神様ではなくパタンの王様である。

 で、朝はまだ出ていなかった出店が広場に物を並べ始めたので見に行くと、青銅や
真鍮などで作られた神様の像や、動物の形をしたおおきな鍵と錠前セットなどがあっ
てなかなかおもしろい。店主に勧められるがこんな大きな錠前どこに付けるんだっつ
ーの。(笑)

 でも、私はけっこうこういう動物の形をしたものに弱いので、鳥が二羽向かい合わ
せになっている真鍮のペンダントトップとマニ教が書かれた紙がご真言の彫られた
小さな筒に入ったシルバーのペンダントトップを購入。

 次はバクタプルに移動だ。パタンからはけっこう遠く1時間弱はかかったのではな
いだろうか?車の中で寝ちゃったから覚えてないけど。
 チェリンさんにしてみたら「パタンもバクタプルも似たようなもの」らしいが、うちの三
線教室の生徒さんは昔ネパールに行ったらしく「バクタプルはお勧め!」とのことだっ
たので、期待大です。

 それにバクタプルと言えば「ズーズーダウ」!私はこれが食べてみたかったのさ。
 意味は「王様のヨーグルト」。バクタプルの名物なのだ。
 行けると思ってなかったのでうれしいなあ。