風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

ネパール ナマステ旅日記 その41

2009年11月28日 21時02分58秒 | ネパール2010,2008

 バクタプルを後にして、最後に向かったのはネパール最大のストゥーパ(仏塔)を持つ
ボーダナートだ。ここでも入場料100ルピーを払う。

 広場に続く道からすでにその大きなストゥーパは見えて、巨大さが分かる。



 ストゥーパはそれ自体が曼荼羅なので、周りは蓮の花を現している。その周りには
マニ車がぐるっと囲んでおり、信者がマニ車を回しながら時計回りに周っている。
 チェリンさんによると最低3回は周らないといけないらしい。3の倍数分周るのがい
いそうだ。でも、マニ車を回しながら1周するだけでもけっこう大変で、3回だけと思っ
ても疲れます。

 ストゥーパの周りはたくさんの土産物屋で囲まれていて、ついつい目が行ってしまう。

 

 実はあらゆる場所で聴いたのだがここでも大音響で聴こえてくるのは「オン・マニ・
ペメ・フム」のラマ教の御真言をひたすら唱える曲。チェリンさんに聞いただけでは覚
えられなかったこの御真言、音楽でひたすら聴かされると覚えてしまった。
 なぜかつい口ずさんでしまったりして、本気でCD買っちゃおうかと思ったくらい。(笑)

 小雨が降る中なんとか3回回ってお参りを済ませると、お約束のヤクチーズを買い
に例の乳製品販売所へ行ったら、時間が遅すぎたらしく200gパックはすでに売り切
れてしまっていた。しょうがないので500gのを2つ購入。
 日本に帰って食べてみたら、ルクラで食べたものより若かったらしく、味もクセがな
く柔らかくて、ちょっと私の好みではなかった。ちょっと高くてもルクラで買ったらよかっ
たかなあ?

 で、ホテルに戻ったら夕食までの間、私はしつこくタメルで紅茶などを買い足した。
 そうしてネパール最後の夜は、結局初日に食べに行ったヤンリンを再訪。場所に
自信がなかったけど、勘で着いた。実はけっこうこういうの得意だったりする。

 ヤンリンは満席だったけどしばらく待ってなんとか座ることが出来た。
 初日にはポーク(豚だ!やっぱり食べるのか?)のモモを食べたけど、今回はバフ
(水牛)のモモを食べてみることに。他にも2皿注文し、もちろんビールで乾杯。

 

 バフのモモはポークに比べるとすこし歯ごたえがあって、臭みを消すためかかなり
スパイシーだった。でもビールにはいいかも。

 

 で、ビールのアテにと思って適当に頼んだピーナツ炒め、これが大誤算!見た目
チリパウダーで辛そうな感じだが、I姉さんは食べた途端撃沈。蘇えるルクラの思い
出。そう、よく見ると入ってます、青唐辛子!(笑) 選り分けてみると見事に1本分入っ
てました。参った! でも夜光虫さんと私は選り分けた後のは食べましたが。

 夜光虫さんは最後にバター茶を頼んでみた。

 

 カフェラテのような見た目で一口飲んでみると、なんだか不思議。塩からい。
 バターっていうか塩茶? ふむ~。疲れてるときには塩分補給にいいのかな?

 これらの夕食、トータルで1人280ルピー(300円)なり。やすっ。

 こうして最後の夜は過ぎていったのでした。

 次の日、ホテルで朝食を済ませ(実はホテルは朝食付きだったのだ。)、荷物をま
とめて空港へ。L.P.さんとチェリンさんが見送りに来てくれました。記念にとネパール
のブッダ・アイのカレンダーと、カタと呼ばれるきれいなシルク製のスカーフをお別れ
にかけてくれました。
 ネパールでは搭乗者以外は空港内自体にも入れないらしく、なんだか慌しいお別
れでしたが、本当にお世話になりました!
 また、きっとネパールで会えますように。
 ナマステ~!