風をあつめて-ぷらり日記-

すっかり山にハマッテマス。でも山ガールではありません。
三線、お遍路、ネパールのこと等も綴ってます。

ネパール ナマステ旅日記 その27

2009年11月04日 08時40分06秒 | ネパール2010,2008
 峠を越えたら丘をナムチェに向かって下っていく。
 右手にはロイヤル・ヤクファームがあり、ヤクが見られるのではと期待。
 というのもナムチェまではゾッキョや牛は見ても、ヤクは1度も見なかったから。
 ヤクには3000mあたりは暑くて過ごしにくいようだ。

 

 クムジュンの山の斜面を追いかける子供を振り払って走るヤクを見たけど、すごく
遠かったし、ヤクファームならたくさんいるんじゃないかと思ったんだけど、この牧場
は今や病気で弱ったヤクなどを保護している程度らしいので、見れたのは小さな子
供のヤク2頭(それもちょっと遠い)だけだった。

  かわいいチョルテン

        

 またシャンボチェの丘を通り、ナムチェに下っていく。このあたりには馬も放牧され
ていた。

 

 たぶん、村でよく出ているホースライド用の馬だろう。ホースライドと言っても観光用
の乗馬ではなく、高山病やら疲労等で歩けなくなった登山客が乗るためのものだ。
 いったいいくらするのか聞かなかったけど、ちょっと乗ってみたかったかも。

 それにしても登りはあんなにしんどいのに、下りの楽なこと。

 

 朝来た道を下っていくと、どれだけ急な階段だったか驚く。
 結局このトレッキングの中ではシャンボチェへの登りとクムジュンからの登りが一
番しんどかった。

 この階段の下りもきついので、後半足が疲れてきたが、それにしてもこれらの石に
ひとつも浮石がないことに驚いてしまう。日本だったら大抵ぐらぐらする石があるもん
だけど、安心して足をおけるのだ。
 やはり生活の道なので、そういう石があるとすぐに直すそうで、感心してしまう。

  

 帰りはそのままロッジに帰らず、ナムチェの村はずれにある博物館に寄る事に。
 シェルパの生活様式の紹介や、ヒマラヤの植物などについて触れられている。
 ゆっくり見たかったのだがトイレに行きたくってしょうがなかったので、早々に退散。

 ロッジに帰ると、I姉さんは休憩、夜光虫さんと私はまたお店を冷やかしに行った。
 夜光虫さんはここで「エベレストハードウェア」(だったかな?)という怪しいブランド
名の服を記念に欲しがっていたが、結局「マムート」のフリースベストとロングスリー
ブのシャツを購入。この「マムート」もにせものだろうけど、それがまたいい記念だね
えと。ちなみにマムートフリースベストは600ルピー、シャツは750ルピーだったかな。
 私は「ノースフェース」の靴下を購入。1足180ルピーだった。

 ふたりで買ったこのブランドものを「なんちゃってマムート」「なんちゃってNF」と呼ん
でいる。(笑)