僕はびわ湖のカイツブリ

滋賀県の風景・野鳥・蝶・花などの自然をメインに何でもありです。
“男のためのガーデニング”改め

御朱印蒐集~京都新京極 蛸薬師堂(永福寺)&誓願寺~

2016-02-09 20:05:15 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 京都河原町の新京極通りは若い頃によくウロウロしていたけど、繁華なアーケード通りの中に御朱印が頂ける寺院があるのは知りませんでした。
通りの途中でお寺さんがあったので覗いてみると、御朱印所がある。

さっそくお参りに行って御朱印を頂いたのですが、この蛸薬師堂は小ぢんまりとはしているけど活気のあるお寺さんでしたよ。
御朱印を書いて頂いた方は剃髪された尼僧の方でしたので少し緊張してしまいましたけどね。



このお寺は浄土宗のお寺で本尊は蛸薬師如来。庶民の信仰を集めた町堂とされています。
活気を感じたのは、街中にあって庶民の信仰を集めた場所ならではの活気だったのかもしれませんね。



新京極通りを更に進むと誓願寺というお寺が見えてきます。
このお寺も浄土宗のお寺で本尊は阿弥陀如来。立派な本尊が安置されていました。



繁華街にあるにも関わらず、寺院の中は非常に静かで厳かな雰囲気が漂っています。
御朱印を書いて頂いた方はとても丁寧な話し方をされる方で、お参りの時に無作法がなかったかと後で心配になるくらいでしたよ。



このお寺は女人往生の寺とも言われており、清少納言と和泉式部が極楽往生した寺とも言われています。
創建は飛鳥時代とされていますから古い歴史のあるお寺のようですね。

ところでこの日は節分前でしたので新京極に店舗のある老舗の和菓子屋さんで福豆を購入しました。
“どうぞ中でお茶を飲んでいってください”とのことでしたので店内の椅子に座って待っていると“変わったお茶(黒豆茶)と砂糖菓子”が出てきました。



サービスのいいお店だなと思いながらそのお茶を飲んでいると、炒った豆の味が濃厚でこれがなかなか美味しいのです。
“黒豆茶なんてのがあるんですね”などと話をしながらお茶の入れ方まで教えてもらったので、つい1袋買ってしまいましたわ。


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御朱印蒐集~京都東山 建仁寺~

2016-02-07 18:20:16 | 御朱印蒐集・仏像・磐座・巨樹・古墳・滝・登山
 御朱印蒐集を始めてから少し迷っていたことがありました。
それは“神社と寺院で御朱印帳を分けるかどうか?”なんですが、一般的には分けなくてもよいという考えがあり、それとは別に神仏で使い分けている方もおられるようなので悩ましい。

御朱印帳は寺社オリジナルの物が多々あって、中でも京都東山の建仁寺の御朱印帳は秀逸なのです。
出来れば建仁寺の御朱印帳を寺院用に使いたいということで、“京都河原町で遊ぼう!”と家族をだまくらかして建仁寺にお参りに行ってきました。



上の双龍図は法堂(はっとう)の天井にあって、サイズは縦11.4m・横15.7mとビッグサイズでド迫力でしたよ。
絵自体は2002年に建仁寺創建800年を記念して描かれたもので古いものではありませんが、一見の価値はありますね。

ちょうどこの日まで『琳派の系譜「風神雷神図」と「夏秋草図」』が公開中でしたので、尾形光琳と俵屋宗達の風神雷神図を見ることが出来ました。
もちろんレプリカとはいえ、博物館でのガラス越しの鑑賞ではなく寺院の大広間で間近でゆっくりと見ることが出来たのは良かったかな。


尾形光琳筆「風神雷神図屏風」



俵屋宗達「風神雷神図屏風」

さて、建仁寺には何種類かの襖絵があり部屋を移動するたびに驚くことになります。
特に印象に残ったのは写真等で見たことのある「雲龍図」(海北友松筆)でしょうか。



古い襖絵ばかりかというとそれだけではなく現代的な襖絵も展示されていて、鳥羽美花さんという「染色画家」の作品が展示されていました。
型染めという日本の伝統的な染色技法で製作されているそうですが、興味深いアーティストですね。



ということで建仁寺さんの御朱印です。
当方の寺院用の御朱印帳の最初の1ページになります。



建仁寺には御朱印帳が3種類あるのですが、どうしても1冊に絞り込むことが出来ず2種類の御朱印帳の購入となりました。
2冊目を使うのはいつの日になることやら...。


御朱印帳「風神雷神」


御朱印帳「雲龍」


簡単にお寺の説明を書くと、建仁寺は1202年に将軍「源頼家」の援助により、栄西禅師を開山として建立されたそうです。
臨済宗のお寺ですので禅寺ですね。



京都の有名寺院とあって少し観光化されている部分はあるものの圧倒感のあるお寺でした。
お寺の参道は祇園の花街につながっていて、少し歩いてみたけど残念ながらそんな所で夜遊びすることなんてことは一生縁がなさそうですね。


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ジョウビタキをパチリ!

2016-02-05 20:30:30 | 野鳥
 若かった頃は感じなかったんだけど、最近は金曜日に帰宅して一息つくと“やっと終わった感”を感じてしまいます。
ハードに働いている訳でも、今週も何とか凌ぎきった感もないんだけど、これで2日間は仕事とは無縁の人になったと感じてしまいます。

言い換えると仕事にモチベーションがないのだけど、かといって週末に向かっての鳥見プランで気持ちが高揚している訳でもないんだよな。
単にホッと出来る時間だけが好きだというのは褒められた話ではないのかもしれませんけどね。



さて、身近にいてくれてホッとさせてくれるのはジョウビタキでしょうか。
あんなとこ、こんなとこ...それこそ住宅地のお庭で姿を見かけることのあるような小鳥です。



個人的には♂を見かけることが多くって、♀は見かけるけどすぐ飛ばれてしまいます。
派手な色彩の♂より♀の方が可愛さを感じることがありますよね。



冬にヒタキ科の♀がいろいろいる場所で同定に悩みたい!なんてのはちょっと贅沢だけど、体験してみたいことでもあります。
ちなみにこの♂と♀は違う場所で撮ったので番(つがい)ではありませんよ。



ということで週末!
何か出るかな?今シーズンは野鳥のピークがなかったぜ!...と気を取り直す。


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ホシムクドリが5羽いた!

2016-02-02 18:30:00 | 野鳥
 先日、通りすがりの田圃に数羽のムクドリの姿がありましたので確認してみると、最初の1羽はホシムクドリでした。
こいつは前に見たやつかな?と他のやつもチェックしてみると、5羽いた全部がホシムクドリだったのには驚きましたよ。

ムクドリの集団の中にホシムクドリが混じっているのを見かけることはありますが、このホシムクドリはグループを作って一緒に動いているようでした。
もちろん近くにはムクドリの集団がいて同じ田圃で混在してエサ採りをしていたりするのですが、田圃から飛ぶ時や留まっていた木から離れる時などはムクとホシムクでそれぞれのグループに別れて行動パターンに違いがみえましたよ。



1~2羽だと集団の中に入ってしまった方が安全なんでしょうけど、数羽になると同じ種同志で動いた方が動きやすいのかもしれませんね。
似たような鳥ではありますが、ムクドリは基本は留鳥・ホシムクドリは冬鳥ですから生態に違いがあっても不思議はないですよね。



証拠写真になってしまいますが、ホシムクドリ3羽をパチリ!
5羽の集合写真はちょっと無理でしたね。





おまけはシロハラをパチリ!
ずっと警戒心が強いままだったのですが、最近は地面をチョコチョコと歩いている姿が見られるようになってきましたよ。





暖冬で季節感がおかしくなっているんだけど、もう2月ですから早ければ月末には冬鳥の北帰が始まってしまいます。
冬鳥のピークの時期は一時ですから見られる間にいろいろ見ておきたいですね。


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