くらぶアミーゴblog

エッセイを綴るぞっ!

ひまわりとコスモスと

2005-08-19 15:54:49 | 
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霧に覆われた八ヶ岳高原

 熱波の降り注ぐ中央高速を、ひたすら西へ。都内から八王子インターまでが大渋滞だったけど、県境の小仏トンネルを過ぎると速度が出せるようになった。
 甲府盆地に向かう長い坂を下り、広大な桃畑のあいだを走り抜け、長坂インターで降りる。そこから高原を目指して高度を稼いでいくと、やがてダッシュボードに表示されている外気温は、23度まで下がった。これくらいが、ニンゲンが一番快適に過ごせる温度らしいですね。


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友人の別荘に到着したとき、ついに雨が落ちてきた
 しかしここから標高300mも下れば快晴なのである


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初めて会う人々とのパーティーがありましたっ
一番若いワタクシはホスト役


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ほうらほら、大人も酔えばいろんな怪しい動きを♪


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 友人は八ヶ岳で畑をやっているのですが、その畦道にはなあんとコスモスが咲き誇っておりましたあ。標高が千五百メートルくらいあるので、東京とは空気がまるで違うのですね。

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しかしその向こうにはヒマワリもっ!

追:この記事は『チャイディーの世界』「八ケ岳」
『michiko world』「秋を探して・・」
『ぽんすけ日記』「実家の周りには・・・」にぐるぐる~っとトラックバック。


二人だけのコトバ

2005-08-19 14:05:43 | エッセイ

 たまに、妹夫婦と会うときに、一つのささやかな楽しみがあります。
 それは彼らのあいだで交わされる、独特の用語を聞き取ることです。
 例えばこのあいだは、「ギャンス!」というコトバが盛んに交わされておりました。これは彼らが飼っている三匹のネコのうちの一匹、『しゃなん』

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こいつです

 の発する声だというのです。
「あの時、しゃなんが“ギャンス”と言ったの」
 これがきっかけで、最近はしゃなんの別称がギャンスとなっており、ついでに何かおかしな状況が発生したときにも、「あれはギャンスな状態だった...」なんて表現するわけです。こんな特殊(?)用語を聞いていると、面白くてしょうがない。


 それからこれは、友人とその彼女の話しですが。
 彼女が携帯メールを打つときに、しばしば誤字脱字が起こるらしいです。それが時折、味わい深いコトバとなることがあるので、彼らは日常会話でもそれを使っているようです。
「都合はいいぬ?」(いいの?)
「はからない」(分からない)
「とこかからてんわするよ」(濁点なし)
「もうぬる」(もう寝る)


 夫婦、あるいは恋人。
 付き合いが長くなれば、二人だけのあいだのコトバというのが、いくつも生まれてきます。それは陽光の中で笑いあい、ふざけあったときに生まれた、二人だけの暗号。ふと、別れてしまった人の記憶がよみがえるときも、そんなコトバだけが浮かんできたりすることもあります。
 そんな些細なものが積み重なり、やがては絆となって、二人は寄り添って生きていくのでしょうね。