図は、「カニッツァ(Kanizsa triangle) はの三角形」といいます。
どこかでご覧になったかもしれませんね。錯視図形の一つです。
イタリアの心理学者ガエタノ・カニッツァにより1955年に発表された図として有名です。
社会の現実が、今激変しているにもかかわらず、
その新しい現実とは、なかなかシッカリと見えないでいるものです。
近年、私たちが暮らしの中でコミュニケーション・ギャップを感じる理由のひとつを、
この図がよく示していると思います。
人は見たいものしか見えないという性質があります。
それらを制御するのは、メンタルモデルや思い込みという性癖であり、
奥深い無意識の世界に相当強固に食い込み、いっこうに変わろうとしません。
反対に見ようとはしないし、物理的に存在しないのに見えてしまう性質もあります。
二つの三角形のうち、逆三角形は、存在しないのに勝手に確信してしまう図形です。
通して何がいいたいか、病院の中でも、患者さんに意図せずに見えてしまうモノもあり
それに気づくことが患者サービス(癒し)のうえからとても大切でからです。
この能力を高めるには、どうすればいいでしょう。
間違いないのは、絵や音楽を相当にやるなどは、いかがでしょう。
常にデータ以上に、身体で全体把握をしている人になることだと思います。
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