病院広報(はとはあと)評価支援情報

「はとはあと」は、市民の暮らしに必要な、誠実で適切な医療情報を評価し、支援することで参加施設の透明性と“信頼を高めます。

見せることの意味・見えることの価値

2015-06-14 10:05:16 | はとはあと最新情報
目が捉える視覚情報は、まず全体認識から入る。
意識して目的の情報を探す場合もあるが、
無意識のまま全体を変化させながら、気に入った情報にアクセスしていることもある。
文字や記号のようなデータの集まりでは、ヒトの記憶に限界があるが、
全体視の場合は、印象として相当量の情報を体内に取り込むことも可能になる。
しかし、記憶や復元は困難であり、両者には一長一短があると言える。
あえて見せるコミュニケーションにより、全体のイメージや概要が、
強く早く印象付けられる。

仕事上の重要な事案は、言葉で話しておくよりも、何かに描いて掲示しておくこと。
強すぎる表現は、環境を混乱させるので、その点の配慮が必要になるが、
図解などを加えての見える化は、相手が複数であれば、さらに効果的てある。

また、ビジュアルを考えることで、
仕事そのものの本質を考えることや評価にも繋がる。
時には、戦略や目的についてさえも問題視できることもある。

日本HIS研究センター