天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

タカハシEM-10 TemmaPC jr.用 Bluetoothアダプター

2013-10-10 11:06:01 | 自動導入
TemmaPC jr.に改造したタカハシEM-10の自動導入を無線化しました。
NGT-12.5やビクセンSkySensor2000PCで使用していたBluetoothアダプター
は通信仕様が異なる為に使えませんでした。
今回、特注でTemma仕様のアダプターを入手し、屋内でのテストで接続出来て
コントロールも可能でした。市販のBluetoothドングルを使用します。
2本のケーブルはRS232Cと5V電源用のminiUSB(オス)です。
大きめのケースですがドングル着脱に都合が良いです、外す事はありませんが。

因みに2つのBluetoothアダプターの仕様は以下の通りで、◎部分が
異なりますが、SkySensor用アダプターでもこの部分を一時的に変更可能で
接続出来ましたが、電源を切るとパリティは「無し」に戻ってしまう仕様の様です。

TemmaPC Jr.用
  ◎19200bps
  ・ストップビット1
  ◎パリティビット偶数
  ・ハードフロー制御なし 

SkySensor2000PC等(MEADE LX-200)
  ◎9600bps
  ・ストップビット1
  ◎パリティビット無し
  ・ハードフロー制御なし 


このアダプターを介して、PC上のステラナビゲータVer.9、Cartes duCiel、
そしてスマホのSkySafari Plusから無線接続出来ました。
また、ASCOMを使えばPCのCOMポートを複数のソフトで共有可能で、
ステラナビゲータ等で自動導入しPHD Guidingから同時接続してオートガイドが
行えます。別途オートガイド用のアダプターは不要です。
SkySafariはASCOMを使えませんのでPHD Guidingと同時使用は出来ません。


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