天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

NGT-12.5 ファースト・ライト M42

2010-10-08 10:19:41 | インポート
 ここ数晩、ドーム内に設置したNGT-12.5の極軸セッティングを行って
いました。調整機構はあるものの、もともと正確さを求めていない作り
ですので苦労します。
自作の極軸セッティング・ソフトを用いて行いましたが、なかなかピタリと
行きません。赤道儀だけではなく、鏡筒本体の撓みも影響しているのかも
知れません。
もっとも、これまで屋外では大雑把なセッティングでしたので、眼視や
惑星撮影用途では全く問題ないと思います。
直焦撮影では当然ガイドが必要ですが、モータードライブの関係で
まだ出来ません。
昨夜はオフアキシスガイダーにDSI Proを付けてピント調整だけ
行いましたが、ガイド星を探すのに苦労しそうです。

掲載はノータッチでISO1600/20秒とISO800/30秒の2コマ合成の
M42です。
接眼部がかなり高い位置に来るのですが、ピント合わせは
電動フォーカサーとフォーカシング・ソフトで手を触れずに行えます。

【M42】
2010.10.08
NGT-12.5 FL1420mm+0.8X自作レデューサー(合成F3.6)
IRC換装改造KissD、ISO800/30s、ISO1600/20秒 各1コマ合成

20秒、30秒とも4枚撮影しましたが流れてしまい、使えるのは
各1枚だけでした。ピントはまずまずだと思います。


ペルセウス座二重星団近くのハートレー彗星を眼視確認しましたが、
接眼部が非常に高い位置に来て、撮影は断念しました。
その後のM42撮影で、フォーカシング等の手順を確認しましたので
次は撮影したいのですが、接眼部位置の関係で天頂付近の対象は
導入が大変です。やはり自動導入化を急ぎたいです。