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天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

日食撮影用高速シャッターインターバル撮影 その3

2009-01-16 17:08:54 | 日食撮影用高速シャッターインターバル撮影
 KissDをUSBインターフェース経由でリモコン端子に接続し、シャッターを
切る役割はこちらに持たせてAutoExposureBracketingを試してみました。
カメラは更にUSBケーブルでPCに繋がっており、こちらはシャッター速度の
変更と画像転送を受け持ちます。
インターバル撮影ソフトがEOS Utilityに指示してシャッター速度を変更
しながらシャツターを切って行く訳ですが、このタイミングの関係でしょうか、
上手くシャツターが切れない場合があり、実使用にはまだソフトの調整が
必要です。しかしほぼ想定した動きにはなりました。
KissD本体ではAEBとドライブモードを「連続撮影」に設定し、インターバル
撮影ソフトでは多段階露出機能を使い、撮影枚数を1枚、シャッター速度を
設定して撮影開始しますと、設定値にシャッター速度を変更し先ず1枚、
続けて前後のシャッター速度で各1枚の計3枚を撮影します。
このときインターバル撮影ソフトでは1.5秒シャッターを押し続ける状態を
作り連射しています。

日食撮影用高速シャッターインターバル撮影 その2

2009-01-15 23:39:35 | 日食撮影用高速シャッターインターバル撮影
 とりあえずEOS KissDのバルブ以外のシャッター速度を設定し、
多段階露出撮影機能を使い任意の枚数・シャッター速度・インターバル時間
を設定し撮影可能となりました。しかし問題点も幾つか見えて来ました。
そのうちの一つはPCへの画像転送が完了しないと次のシャッターが切れず
連射が出来ない事です。
可能とするにはカメラを連続撮影に設定しこれまでのようにUSBインター
フェースを使いリモコンでシャッターを切る方法が考えられます。
上手く行けばAutoExposureBracketingも使えるかも知れません。
そうすると設定値と前後2段階の露出で撮影出来ますのでベストですが・・。

1/3200秒露出を設定し2枚撮影したところです。
設定出来る露出の段階と枚数に制限はありません。
プルダウンで表示されている露出時間はカメラ機種選択により切り替える
ようにしたいと思います。

高速シャッターでのインターバル撮影

2009-01-14 23:53:53 | 日食撮影用高速シャッターインターバル撮影
 現在のインターバル撮影ソフトはバルブまたはタイムをコントロールし
インターバル撮影を可能としていましたので1秒以下の露出は出来ません。
これまで何度か日食撮影で1秒以下の露出は出来ないかとのお問い合わせ
を頂いていましたが、精々カメラ側で自動露出設定として対応する位しか
出来ませんでした。
以前ちょっとだけ書きましたが、EOS Utilityをコントロールして露出を変更
しながらシャッターを切れば日食や月食撮影に対応する事が出来ます。
現ソフトに少し手を加えて1/4000~1/4秒の間で簡単なテストをしたところ
上手く行きました。
EOS限定になりますがカメラ接続インターフェースも必要なく、USBケーブル
一本でPCと接続して撮影可能になります。
実際は多段階露出機能を使い、露出を自動で変更しながらインターバル撮影
する方法になると思います。

問題は機種によりEOS Utilityの画面が異なり、更に使えるシャッター速度も
異なる事で、これらをどのようにしてソフトに汎用性を持たせるかです。