━ 下痢(感染性胃腸炎) ━
歯磨きに歯ブラシを使うことのなかった昔、当時の人たちは、
人差し指にあら塩をつけゴシゴシ磨いていました。
人差し指は、鍼灸では大腸経(だいちょうけい)という経絡(けいらく)が
流れています。毎朝あら塩で歯磨きすることで自然と大腸経も刺激され、
腸の働きが高まり、心地よく排便を迎えることができたのです。
大腸経の井穴(せいけつ=最初のツボ)である【商陽 しょうよう】は、
胃や腸の働きを整え、また下痢症状に特に効果を発揮します。
【商陽】のツボは、風邪をひいた時に発熱を伴う下痢(感染性腸炎)に
きわめて有効です。
また、歯の痛み、口渇、目の疲れ、耳鳴り、扁桃腺炎などにも
効果があります。
ツボ療法・・・【商陽】穴は、手の甲側で人さし指の親指側、
爪の付け根のところにあります。
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