━ 上腕神経痛・腕のだるさ、痺れ ━
パソコンやテレビゲームなどで長時間同じ姿勢で、手先だけを使うことが
多い人に起きる病気に「上腕神経痛」があります。
じっとして目だけを酷使し、肩や腕を動かさないでいると、頸や肩、背部の
血液循環が悪くなり、その上冷えが誘因して、腕の痛みや痺れが増悪します。
コタツや火鉢で暖をとっていた時代は、寒い冬に多く発症していた
上腕神経痛ですが、薄着になって冷房を利用する今からの時期に起き易い
“文明病”となっています。
そして、お勧めなのが【消れき しょうれき】のツボです。
適度に運動を行い、首や肩を冷やさないように工夫するように心がけ、
【消れき】穴へのツボ療法を施し、上肢の血液の流れや筋肉の緊張を緩めます。
ツボ療法・・・上腕後面で中央三角筋停止部にあるのが
【消れき】のツボです。
私達は年齢を重ねるにつれて、
時間の価値をいっそう鋭く感じるようになる。
実際、
時間以外のものはまるで大したものではないように映じてくる。
そしてこの点で、私達はいよいよ悲惨な人間になってくる。
ハズリット
━ 頭痛、頭重の緩和・脳のリラックス・涙目 ━
日本人の4人に1人が“頭痛持ち”だと言われています。
その頭痛持ちの70%ほどが“緊張性頭痛”で、ディスクワークなどで
同じ姿勢を長時間続けていたり、心配や不安、恐怖、緊張といった
精神的なストレスが原因し、肩や首の筋肉が凝り、血液の循環がわるくなって、
疲労物質が溜まり、神経を刺激して痛みが起こります。
したがって緊張性の頭痛は「脳に血液が足りない」という警告信号でも
あります。
そこで、安易に頭痛薬を服用せずに、時々背伸びをしたり、首を回したり、
肩の上げ下げなどを実行して、筋肉の緊張を解し、血液の流れを整えます。
そして、お勧めなのが【頭維 ずい】のツボです。
指先で【頭維】穴を圧すとズーンとした響きを感じますが、頭痛を緩和し、
脳の疲れを速やかに回復させ、こころをリラックスさせるツボです。
また、涙目、目の痛み、眩暈(めまい)などにも効果を発揮します。
ツボ療法・・・前額の外角髪際より指幅1本分ほど入ったところが
【頭維】のツボです。