━ 下痢、腹痛、下腹部の張り、冷え性 ━
衛生知識が乏しく、食品に対する行政によるチャックの甘さなどによって、
かつては重い消化不良からくる「下痢」が多く発生していました。
そんな時代は医者にも行かず、花の咲いている時期の“ゲンノショウコ”を
採集し、陰干して、葉と茎とも煎じてお茶代わりにして飲んだものです。
ところが最近の下痢は、外からの原因は少なくなった反面、過敏性腸症候群
などのように、精神の緊張や不安、恐れなどの心理的ストレスによって下痢を
起こす人が増えています。
根治するためには、心理的ストレスを取り除くようにすることが第一ですが、
ツボ療法が症状を緩和するのに役立ちます。
そこで効果的なのが【陰交 いんこう】のツボです。
温灸などを使って【陰交】穴へ、近づけては遠ざけるの刺激を繰り返し行い、
ツボの皮膚が赤くなるのを目安に終了します。
また【陰交】穴は、冷え性、腰痛などにも効果を発揮します。
ツボ療法・・・臍より真下へ1横指(指幅1本分)ほど向かった
ところが【陰交】のツボです。