━ 不妊症・婦人科疾患 ━
結婚後満3ヵ年を経過しても妊娠しないものを「不妊症」と呼びますが、
男性の方に原因がある男性不妊と女性の方に原因がある女性不妊とがあり、
女性だけを治療しても良い結果が得られないことが多くなっています。
女性の場合、卵管性不妊や子宮内膜症などの可能性もありまが、
これといって原因が特定できず不妊に悩む女性にツボ療法が効果を発揮します。
そこで、お勧めなのが【胞肓 ほうこう】のツボ刺激です。
【胞肓】の“胞”は“子袋”つまり子宮のことを指し、女性にとっては
大切なツボでもあります。
したがって、【胞肓】のツボは婦人科疾患に効果を現し、腰の重だるさ、
足の冷え、下腹部の張りなどの症状にも奏効します。
ツボ療法・・・“次りょう”(07/11/2)より3横指(指幅3本分)ほど外側へ
進んだところが【胞肓】のツボです。
━ 慢性頭痛 ━
頭痛持ちの頭痛と呼ばれる慢性頭痛には、偏頭痛、緊張型頭痛、
混合型頭痛、群発頭痛がありますが、痛みがくり返して起こるのが
特徴です。
これらの頭痛は、、脳の検査を行っても異常が見つからず軽視されがちで、
多くの人が市販の頭痛薬を服用して、痛みを軽減させているのが現状です。
しかし、この頭痛薬を飲んでいるために起こる薬物性の頭痛となって、
治り難い厄介な症状となってしまいます。
そこで、副作用のない【懸顱 けんろ】のツボ刺激が慢性頭痛に効果的です。
人差し指の指先でゆっくりと押し込むように繰り返して刺激します。
ツボ療法・・・こめかみのほぼ中央のところが【懸顱】のツボです。