Dobashi 《IPPO・一歩》

趣味の陶芸でツボを作り、
 仕事の鍼灸治療でツボを刺激しています。

三叉神経痛、目の疲れ

2014-12-10 16:29:54 | かんたん・ツボ療法

━ 三叉神経痛、目の疲れ ━


神経の支配領域に、繰り返して起こる激痛の発作を「神経痛」と呼びますが、
顔の視覚神経である三叉神経が侵されると、顎や額、目の周りなどの片側に
焼けるような、えぐるような、電気でもかけられたようなズキンとした
発作性の痛み(1~2分ほど)が繰り返し起こります。

患者の多くは40歳以降で、女性に多く発症し、痛みの部位は、上あごが
最も多く(三叉神経第2枝)、下あご(第3枝)、前頭部(第1枝)の順です。

ピリピリ(ズキン)とした痛みのために食事も睡眠も摂れず、心身ともに
衰弱してしまうこともあります。

治療法として、抗てんかん薬(普通の鎮痛剤では効果がない)が有効で、
発作を予防する働きがあります。

また、神経ブロック療法をする場合もありますが、ツボ療法を併用すると
さらに効果的です。

特に前頭部、目の周りの痛みには、【攅竹 さんちく】【四白 しはく】の
ツボ刺激が効果を発揮します。

ツボ療法・・・左右の眉(まゆ)の内側の端が【攅竹】のツボです。