━ 疲れ目、疲労回復、眩暈(めまい) ━
鍼灸医学の原典『黄帝内経(こうていだいきょう)』の“素門”には、
「肝は目に開孔す」とあります。
したがって、慢性のかすみ目、ドライアイ(乾燥眼)、とり目(夜盲症)、
OA機器の発達によって長時間目を酷使したために起こる疲れ目、眼の充血
などといった目に生ずる症状を治すには、肝への治療を重視します。
そこで重宝するのが厥陰肝経にある【大敦 たいとん】のツボです。
また目に効果的な【大敦】穴は、肉体疲労も速やかに取り除き、深い睡眠が
とれるようになるので朝の目覚めも良くなります。
親指の先で朝夕に左右の【大敦】ツボを10回ほど繰り返して圧して刺激
します。
ツボ療法・・・【大敦】穴は、足の親指のツメの付け根で、
第2指側に取ります。