━ 腹部膨満感・消化器疾患・手足の冷え ━
お腹が張った感じがすることを「膨満感（ぼうまんかん）」といいます。
少ししか食べてないのに腹部が張って食べられない、空腹感を感じない、
下痢などの症状が続く状態です。
ほとんどの場合、検査しても異常がなく、精神的なストレスや消化器機能の
低下、変調の原因と考えられています。
そこでお勧めなのが【内庭 ないてい】のツボ刺激です。
胃腸が弱って膨満感があるときなどには【内庭】穴に圧痛を感じますが、
強めにおさえたり、温灸刺激を繰り返して行うと症状が軽快します。
ツボ療法・・・足の第二指、第三指の間を少し上がった窪んだ
ところにあるのが【内庭】のツボです。
若いときは興味が散漫なために忘れっぽく、
年をとると、
興味の欠乏のために忘れっぽくなる。
温順なクセーニエン
━ 腰痛・膀胱炎・婦人科疾患 ━
月（にくづきへん）に要（かなめ）と書いて「腰」と言うように、
身体にとって上半身と下半身をつなぐ要として大切な役目を担っています。
腰椎は、５つの骨が積み重ねてできており、その周りに 筋肉・靭帯・腱膜
などが覆って身体を支え、腹部の重要な内蔵も保護しています。
しかし、ほかの動物と違い、二本足で歩く人間の場合、腰に過酷な負担を
強いられ、腰痛で苦しんでいる人が多いのです。
腰のために普段から適切な治療やメンテナンスが大切です。
まずは、【腎兪 じんゆ】のツボ刺激を行います。
【腎兪】穴は、腰部の血行を良くし、腰背筋の緊張をゆるめ、背骨を整え、
姿勢を整える効果があります。
また、泌尿器疾患、冷え性、不妊症、生理痛・生理不順、坐骨神経痛などに
特に効果を発揮します。
ツボ療法・・・第２腰椎棘突起の下から左右両側２横指のところに
あるのが【腎兪】のツボです。
