木の実が好き木の実は食べられてほんの少し残されてなんにも残されないものもいて
星野富弘
夕陽と一緒に泳いだっけ焼けた砂の上を走ったっけ足の裏が夏の日を思い出す
この道は茨の道しかし茨にもほのかにかおる花が咲くあの花が好きだからこの道をゆこう
ただ一つのものからただ一つのものがなくなった時そこに美しい言葉が残った 星野富弘