━ 咽頭炎・喉頭炎・扁桃腺炎・花粉症 ━
鍼灸ツボ療法では、症状が現れているところよりできるだけ遠く離れた
部位から施術することが効果的だと説いています。
それを「遠導刺(えんどうし)」といいます。
喉(のど)のイガイガ感、痛み、腫れなどを抑えるのに有効なのが、
足の親指にある【大都 だいと】のツボです。
喉の症状を遠く離れた足の親指に導いて治す、まさに「遠導刺」の手法で、
咽喉の粘膜の気血の循環を高め、炎症を鎮める作用のあるツボです。
また【大都】穴は、秋に発症する花粉症にも効果を発揮します。
温熱灸が効果的で、タバコや線香の火の熱さが我慢できるところまで近づけ
ては遠ざけるを5,6回ほど繰り返します。
ツボ療法・・・足の親指の内側で第1中足指節関節の前の凹みが
【大都】のツボです。