YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

季節を楽しむ和菓子の世界

2016-05-13 06:42:48 | 日々のお話


先週末(正確には日曜日)、第2回目となる和菓子教室に行ってきました。今回は総勢5名で参加させてもらいました。

今回は初夏をイメージした「バラ」と「水鳥」に挑戦。こちらが先生のお手本です。



下段のものは次回の課題である「朝顔」と「撫子」。どれも色や形が美しく、単純な形でありながら季節感がたっぷりです。見惚れてしまいますよね。

前回同様、2色の練り切り餡を包んで色をぼかし、その中に餡子を入れるという基本は同じ。雪見大福のようなふわっとした形に丸めます。



こんな風に先生が用意してくれた餡を使って作っていきます。色のついた練り切り餡を白い餡で包むことで、淡く、繊細な色合いを出すことができます。

また2層になっているために筋をつけたときには下の色がのぞいて見えるので表現の幅も広がります。

ぼかしの技には「全体ぼかし」と「部分ぼかし」があるそうです。



青い方が部分ぼかし(グラデーション)でピンクの方は全体ぼかしです。この包み方がちゃんとできるようになるのが目標ですが道程はまだ遠いです。

それにしても今回は難しかった…(^^;;
バラの花びらはスプーンで作るのですが、私がやると滑らかさがまったくなく、なんだか爪で跡をつけたような荒っぽさ…




スプーンを入れてひねりながら引き抜く…という単純作業の割にまったくうまくいきません。これには私だけでなくみんな四苦八苦していました。いきなりハードルが上がりました。

でもスプーンでできるっていう身近さがなんともいいんです。和菓子作りは構えたものでなく、日常の物でできるんだっていうのが先生の持論。



一方、水鳥は布巾で絞って形成します。手先の感覚一つで形が決まるので、もうめちゃくちゃです(笑)

鳥に見えないけれど、可愛いやつが出来上がりました。どんなにへちゃむくれていても味は変わらないところがいいところです。



美味しい練り切り餡の塊(上生菓子と呼ぶのはおこがましい)を一人10個お持ち帰りできますから♪

上生菓子は着物同様、季節を先取りし表現します。日本にはこういった季節を楽しむという文化が根付いているんですよね。

ちなみに伝統的な上生菓子では「バラ」のような洋花は扱わないとのこと。ただ、最近では和菓子業界にも新しいものを取り入れようという風が吹いているそうです。よくめにするものでいうと、チョコレート大福だったり、バターを使った和菓子だったり…。

お世話になっている和菓子屋さんは、そういった取り組みにも積極的なようです。
以前にこの店で買ったハロウィンの上生菓子にはそういう経緯があったのかぁ…



これ、すごく可愛くて一目惚れで買ってしまったんです。手が込んでますよね。
家のすぐご近所にこんな素敵な和菓子屋さんがあったことに感謝です。次回6月にも行く気満々!!

帰宅してからの試食タイム。



今回は3月に木を彫って作った器とともに、ダブルで手作りの自己満足に浸りながらの至福のひととき。近いうちに木漆のトレーも作ってみたいなぁと機会をうかがっています。→自分で作る木の器


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