先日の『鈴木食堂』レポの続きです。
ほんの1~2年ほど前は、どこにでもあるごくごく普通の胡同(古い街並み)だったですが。
前門界隈の胡同は、すっかりこじゃれてしまいました。
ちょっとした地面のタイルも可愛いし、壁には象形文字らしきものも。
こちらは雑貨やさんっぽいお店だったのですが、中にはなかなかのお値段のものも並べてあって、いったいこの胡同はこれからどんな風に変化していくんやろ??
ま、相変わらず“うさぎ”率は高かったですけど。
さて、この日向かった先は。
四合院(北京の昔ながらの建築)を改装したカフェ。
どうやら二階にもスペースがあるようなので、許可を得て上がってみました。
低い建物が並ぶ前門界隈。
瓦屋根やレンガ造りの建物。
さて。
肝心のカフェですが。
シンプル、すっきりとした店内。
オーナーの男性がコーヒーを煎れるところを見せてくれるというので、いそいそとカウンターへ。
カウンターのテーブルには、世界地図にぎっしり詰まったコーヒー豆。
オーナーのコーヒー愛の表れか!?
きちんと計量。
なかなか几帳面。
聞くと、コーヒーのことはぜ~んぶ独学らしい。
じっくり、じっくり。
・・・待ってるうちにコーヒー冷めるんとちゃいまっか?
などと情緒もくそもない私の懸念など意に介さず。
本日の3種のコーヒー、それぞれの説明をしてくださったのでした。
そして。
3種のみ比べ。
日本酒で言えば利き酒か?
いやはや、豆によって本当に味が違う!
しかも、ドリップする前の挽きたての香りもそれぞれ嗅ぎ比べ(?)させてもらったのですが、豆の状態とドリップした後とはまた味わいが違ってそれが楽しい!
コーヒーと一緒にオーダーしたのが、こちら。
おっ!? シュークリーム!? ホイップふわふわのシュークリーム!?
・・・と思ったら。
どっしりこってり、クリームチーズぎっしりやった。
確かにメニューには“チーズ”の文字があったけど、もう少しささやかなチーズ風味かと思っていたら、直球ど真ん中、チーズで勝負のデザート(なのか?)でした。
なかなかこだわりのあるカフェ。
ほんまにここ、お店!?というドアを勇気を出してそっと押してみよう。
コーヒーへの愛にあふれたカフェが、あなたを待っています。
(ちなみに店内にお手洗いはありまへん)
北京市西城区朱家胡同7号
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