「久しぶりに高校の先輩から電話があって家にいるならお茶のみに行こうという。
ここから40分はかかる隣の市に住んでいるのだけれど多分近くまで出てきているの
だろう。
県立病院の院長をしていた人で、今はどこかに週3日行っていると聞いていた。
この前電話で風邪をひいて1か月余り治らないと言うことだった。今日も肺炎で死ぬっ
てこういうことだなって思ったなんて言っている。
「医者の不養生っていうことね」とからかったけれど私の風邪もなかなかすっきりしない。
迷ったけれど胸部大動脈瘤のことを話してみた。彼も胸部は手術のリスクが高いので
手術しないほうがよいのではないかという。有名な医者は手術をしたがる傾向があるとも。
これが「医療過疎地」とまで言われた地方都市の医者の実態なのか、有名な専門医の
意見が正しいのかちょっと迷っている。何れ自ら決断しなければならない。