隣が家を解体するのに立ち会う

県庁所在地の街中にある自宅（今は空き家にしている）のお隣が人手に渡ってその買った人が壊すというので

立会いに行った。

町内の何人かもきて誇りを出さないようにとかいろいろ注文をつける。

我が家は隣なので何かと面倒なことになる。

新家の夫のいとこががんばってくれているのでとても助かっているけれど、今日は殊に暑くてとても疲れた。

梅雨明け１０日と言うけれど海にでも行かない限りこの暑さはたまったものではない。

鉢植えの花にお水をまくのも億劫でふらふらになった。

それでも昨日日傘を無くしてしまったので高島屋に寄って１本日傘と雨傘を購入してきた。

物をなくした気分の悪さから開放された。

日傘・・・どこへいちゃったかしら

朝、近所の友人たちとモーニングに行き、帰り農家の人たちが自家栽培のお野菜を出店しているというところへ

立ち寄って帰宅。

その後すぐ自分の車でお米屋さんに行き、新潟コシヒカリを買い、行きつけの化粧品店で資生堂の化粧品を何点か

購入。

午後、歯医者に行くために、実家に車を置いたところで日傘のないことに気がついた。

あさ、モーニングに行くとき、傘を持って出た。車に乗っけてもらうのでいらないかなと思ったけれど、持って出た

ことは覚えている。

ところがどこで置き忘れたのか覚えが無い。大して高価なものでなくてよかった。

明日はまた出掛けるので今度は忘れないようにしなければ。

これはかなり張り込んで買ったものだから。高島屋へ寄って一本買ってこようかな。

近頃物忘れがひどくなったのかもしれない。毎日ぐうたら過ごしているのと暑さでぼけちゃったのかと自覚する。

しっかりしなくちゃ。明日はちょっと面倒な仕事になるので十分気をつけて事を運ばなければと、少しうっとうしい

気分だけれど。

「よみがえる力は、どこに」

図書館から予約しておいた本が入ったと連絡があったので借りに出かけた。

図書館が近いのが何よりうれしい。

城山三郎の「よみがえる力は、どこに」。夫がなくなって以来このような本が目に付くようになった。

相棒を亡くして力を落としている人は多いのだ。


夕方近所の食べ友達二人が来て明日朝モーニングに行かないかと誘われた。

明日は歯医者に行く予定もあるし、実家に行く予定もあるけれど朝は暇なのでお付き合いすることにする。

毎日どこかへ出かけているけれどこれもまた誘ってくれるひとがいるのは幸せなのかもしれない。


「いじめ」の問題が次々と出てきてこの国はいったいどうなってしまったのかと悲しくなる。

こんなに今頃でてきたのは大津事件があったからだろうけれど、子供をいじめで失った親のことを思うと

たまらない気がする。子供は結構残酷だから周りが気をつけなくてはならないと痛切に思う。

家の管理はしんどいけれど

お向かいさんとインドカレーのお店にランチに行った。

上手な日本語を使い結構愛想もよい。

まあまあの味だった。


午後、夫のいとこから電話があり、前に住んでいた家の隣を買った人がその家を取り壊すので立ち会って欲しいと言

う。我が家はいとこの家の本家に当たるので一生懸命になってくれている。

もうわたしとしてはいらない気分だけれど、夫がいなくなった今、嫁の立場としては始末するわけに行かない。

支えるのは税金や町費、庭木の管理など全く大変で、大困りだけれどやれるところまでがんばるしかないと

覚悟は決めている。

息子はそこで生まれ、高校卒業まで１８年間過ごしたのだから感慨はあるだろうが仕事の関係ですぐに帰ってくるわ

けにいかない。

もう息子に任せたいが、しばらくは面倒見るしかないようだ。

柳川の船頭・・男の子は今も舟に乗っているかしら

今日に限ったことではないけれど、今日も暑くてクーラーをきかせた居間で一日ぐうたらぐうたらと過ごした。

どこへも行かない、動かない。どうも北京から帰って以来の風邪から怠け癖がついて何をするのも億劫だ。

こんなに暑いと熱中症にでもなったら大変だものねと自分に言い訳したりして。


九州はまだ雨の心配があるようだ。泥だらけになった柳川の町、あの水路はどうなっているのだろう。

夫と母と三人で乗った柳川水郷の舟は三人のお客に二人の船頭さん。そのうちひとりは男の子。

ふと以前テレビで見た「小さい旅」の男の子ではないかと思い、「あなた、ＮＨＫのテレビに出た子？」と聞いたら

「そうです」って。

あの子ももう大きくなっているだろうな、今も舟に乗っているだろうか。きっと元気でいることだろう。