歳をとったってことか・・・落ち込んだ

図書館から予約しておいた本が返ってきたとの連絡があり、行った帰りに喫茶店に寄った。

ところが、ゆっくりコーヒーを飲んで出ようとしてポケットを探ったがお財布がない。

あせった。よく行くお店なので「いいよ」って言ってくれたけれど「車のなかを見てくる」と前に留めて置いた車を覗くとあった。

やれやれ。後から考えるといつも車の中に入れてもあるのだったけれどとっさには忘れて「ただ飲みするところだった」と支払って

帰ってきた。

物忘れがひどくなったのかとちょっと落ち込んだ。

こんなことは初めてだけれど、重なるようになると要注意だ。


今日は３日から出かける息子のところへ衣類などを送った。

宅急便ができてから助かっている。手ぶらでどこへでも出かけられるのが本当にうれしい。

その荷物に「もしものときに困らないために」だったかな（？）を入れた。

近頃のようにいろいろ事件が起きるといつ何時自分もそういうことになるかもしれない。

ちょっと必要なことを伝えておいたほうがよいかしらと思いはじめた。

実質的に大学進学と同時に離れて暮らしているわけだから、分からないことも多いだろう。

それにこの家に移ってきてからは一度も暮らしたことがない。

そんなことを考えるようになったのも歳をとったってことだろうけれど。

人生にイエスと言えるかなあ

弟夫婦とランチをしにいき、少し遠出をして素敵な喫茶店に出かけた。

このランチを食べたお店は明日で店じまいをする。

手作りのおいしい山椒ちりめんを売ってもいてよく買いにいったのだけれど、家賃を払ってお店を続けるのが大変なのだそうだ。

商売はなかなか厳しい。


昨日の続きで、何も人のためになる生き方をしていないとふさぐけれど、「それでも人生にイエスと言う」との言葉を

どのように受け止めたらよいのだろうか。

１歳年上の友人から日曜日にアジサイの鉢が届いた。

どうしてといぶかるわたしに彼女は「あなたからいつも癒しをもらっているお礼の気持ちもこめて」と言う。

彼女は脳梗塞をわずらってから足が少し不自由になり、心臓の病気も抱えていてヘルパーさんの助けも借りながらひとり暮らしを

している。

どうしても愚痴っぽくなり、テレビを友とする暮らしで、彼女の話をきいてあげたり絵はがきを送ったりする程度なのだが

友人の少ない彼女には時には慰めになっているのかもしれない。

人は一人は寂しい。誰かと繫がっていたい。ちょっとはその役割を果たしていたのか。

人生にイエスと言い切れない思いもあるけれど、贅沢なのだろうか。

人生の意味 求めずとも

テレビで見たことのある俳優さんが自殺したとのニュースを見た。

何が原因なのか今分からないそうだ。


何のために生きているのか・・・誰の役にもたっていないと思うことがしばしばある。

事実そうなのだ、働いていた頃は少しは誰かの役に立っていたかもしれない。

子供の小さい頃は少なくとも子供のためにはなっていた。夫のためにも少しはなっていただろうか。

「朝日」で「生きる意味を求める必要はない」とのフランクルの言葉に救われた人の記事が載っている。

お誕生祝い・・・余りおめでたい年齢ではないのだけれど

明日は市会議員の選挙。

今も誰かが叫んでいるのが聞こえるけれどやっと今夜８時で終わる。

正直、市会議員なんて誰に入れたらよいのか分からない。

電話、はがきは何人かから来たものの格別これといった人が見当たらない。

「箱」を作ろうとしている人、その反対派。

福祉、子供にお金を使うと力説する人。しかし、その費用をどこから捻出するのかが見えてこない。

保育所もなく、子供手当てもなく、育児休暇もなく、ミルク代をまず確保すると決めて子供を育ててきたものにとって今の制度です

らうらやましい。


その息子から５月のお誕生日には何が欲しいかと聞いてきた。

少し高価なものを買ってくれるそうだ。

毎年、ゴールデンウィークに息子の家に行くのでその時ケーキで祝ってくれ、買ってくれるのが習慣になっている。

欲しいものか・・・とっさには思い浮かばない。つまり欲しいものは大体自分で買っていると言うことだ。

何にしようか、好意は受けるべきだから、何か考えなくては・・・・友人は「あなたは幸せよ。うちなんか何もよ。」と言う。

確かに。

これは育て方がうまかったのか、息子の出来がよかったのかしら・・・・でもたいていの家族はこんなものだろう。

もうすぐゴールデンウイークなのだけれど

今夜ははじめてのお店での食事会なのだけれど、あいにく雨が降り出した。

何年も毎月開いているので同じところになってしまうことが多く、今夜はどんな料理が出るのかちょっと楽しみだ。

余り遠いところだと結構タクシー代が高くつき、それもつまらないので比較的タクシー代が安くて済むところとなると行くお店が限

られてくる。

それにしても一月の早く過ぎていくこと。

あっという間に４月も終わりに近づいた。

来週からはゴールデンウイーク。少しずつ旅客数も増えていると言うことだけれどホテルが廃業に追い込まれたとのニュースを

聞くと日本全体が落ち込んでいるのかなあと分かる気もする。

被災地でなくとも心沈む日々でテレビを見るのも辛い。