スーツケースが空港と我が家を無駄に往復しただけ

2008-03-26 22:22:58 | 日々思うこと
アンコールワットまで行くはずだったスーツケースが空港と我が家を往復しただけで
帰ってきた。
天候のためでもないのに、そして出発が遅れるのならまだしも7時間も早くなるなんて考えられない。
それも出発前夜6時になって連絡され、明朝8時までに空港に集まれと言われても
午後5時出発の予定で荷物を預けてあるのだから荷物が間に合わない可能性が高い。
キャンセルするより仕方がないではないか。せめてもう一日早くに連絡できなかったものかしらと
思わずにはいられない。
旅行会社の「らくらく直行チャーター便」なんて看板に偽りありだ。
宅配業者には何の責任もないわけだから、もちろん前払いした運送料を戻して欲しいなんて
いえない。意味のない荷物の往復に無駄な料金を払ったことになる。
これだからツアーはいやになる。
あなたがいたら前にボロブドールへ行ったときのようにツアーなんかに乗りはしないで済んだのに。

ぐだぐだ言っていてもどうしようもないから、済んだことは忘れて次の楽しいことでも
考えることにしよう。
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連れ合いを亡くして

2008-03-22 23:01:37 | 日々思うこと
今朝の朝日新聞に城山三郎の「そうか、君はもういないのか」の記事が載っていた。
わたしは城山の作品は好きでかなり読んだ。この作品は図書館に予約しているのだけれど、
まだ順番が回ってこない。
妻を亡くした後の寂しさ、張り合いのなさなどが書かれているようだ。
もっともその後も活躍はされていたけれども。

もう9年も前のことになるけれど、江藤淳が奥様を亡くされた後、自分も脳梗塞で倒れ、
名文の遺書を書いて自殺するという事件があった。「妻と私」で病院に通った愛妻家の
姿が描かれていた。

連れ合いを亡くしたものが味あわねばならない、何ともいえない空しさ、寂しさ、
やり切れなさ。

わたしはこうしてブログを綴って吐き出しているから救われたのではないかと自分では思っている。
ことに、毎日を旅行先の病院で過ごしていたときの不安、恐れ、大げさに言えば
奈落の底に落ちていくような気分だった。

城山三郎はやはり書くことで少しは救われたのだと思うけれど、江藤淳の場合は
書くことも救いにはならなかったのだろうか。
自分も病気になって、子供もいなかったから絶望したのかもしれない。
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わたしの車

2008-03-18 23:01:11 | 日々思うこと
今日はガソリンスタンドで車を洗ってもらったので、きれいになった。
自慢じゃないけれどあなたもわたしも自分で車を洗ったことがないわね。
こんなこと自慢どころか恥ずかしいことだけれど。

そして車やさんに来てもらってノーマルタイヤに変えてもらった。
考えてみると車に関しては何にも自分ではしてないんだ。
だってわたしが車に乗り出したのは、あなたが心臓と動脈瘤の手術をしてからなんだもの。
自分が自分である証のためだけに免許を取ったつもりで、街中に住んでいたから普段は
車に乗らなくて済むし、ドライブはあなたが運転すればよいからとペーパードライバーで
終えるつもりだったのに、あなたが大きな手術をしてやむを得ず運転しなくちゃならなくなってしまったのよね。
まあ、いずれにしてもとっておいてよかった。
自分でも上手じゃないこと分かっているから必要最小限しか乗らないので、あんまり燃費は関係ないの。

今、暫定税率で国会は紛糾しているけれど、そのことについて意見はあるけれど
自分のガソリンだけから言えば大して問題ではない。

それにしても、国会がもめて何も決まらない状態が続いている。
でも、衆参がねじれているから、いろいろ分かってきたことも多くて、何でもすいすい
通ってしまうよりよいことなんじゃないかなあ。
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あなたが倒れたあの日から

2008-03-16 21:47:42 | 日々思うこと

   あなたが倒れたあの日から
   丸三年が過ぎました
   「まだ」とも「もう」とも言う気持ち
   毎日あなたを引きずって
   吹っ切れないで生きてます


   この哀しみと虚しさを
   明るくはしゃいでみたりして
   乗り越えねばと思っていても
   やはり心は晴れません

   
   思い出だけを残して逝った
   わたしはあなたが恨めしい
   まだまださき(将来)もあったのに
   それを断ち切りひとりで去った
   あなたを偲んで過ごしてる
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あきれたお話ばかりで・・

2008-03-14 22:12:47 | 日々思うこと
大阪で自分の家のガレージに50億円あまりの現金をみかんの空き箱に入れて
隠していた人が所得隠しで捕まったそうよ。
驚いたねえ、あるところにはたまげるほどのお金があるものなのね。

それに引き換え、自分の年金がどうかなってしまったって人も多くいて、積み立てたのに
行方が分からなくなってしまったなんてことになっているらしいの。
あなたも大学を出てすぐ千葉の研究室にいたことがあったって言っていたけれど
そのころの年金はどうなっているのかしらね。
あなたもいなくなり、両親も亡くなったし、わたしは詳しく聞いていなかったから
もう分かりっこないし、短い間だから大したことはないと思うけれど。
厚労省、国交省、防衛省・・・・どこのお役所もやり切れないほどだらしがない。
地方の役所も裏金で遊んだり、食べたり、買ったりと汚い根性だねえ。

鴎外さんに言いたい。
「お上のなさることは間違いだらけなんですよ」って。
でも、あの言葉は皮肉だったのだけど、ね。
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あなた いったい どうして・・・

旅先のホテルで夫が倒れた。 それから12年の年月が流れた。 わたくしは・・・