高野悦子「二十歳の原点」。
NHKで放映されたらしい。このことにちなんで書かれた方のブログを読んで
懐かしかった。我が家の本箱にこの後に出版された「二十歳の原点序章」
「二十歳の原点ノート」の３冊があるはずだとみてみたら並んであった。
今も読まれているのかと驚いたがこの１月にも増刷があったそうだ。
初版から４５年間読み継がれてきたことになる。
久しぶりに開いてみると奥付に息子が読み終わった日を記していた。
「原点」は１４歳、「序章」と「ノート」は１５歳。
息子が購入し、わたくしがそのあとに読んだ。
当時、わたくしは仕事が多忙で続編の２冊はあまり覚えていない。
昨夜息子にラインで「最近テレビで取り上げられたようだけれど、この本
懐かしいでしょう？」と送ったら「懐かしいね。実はキンドルでも持っている」
と返信が来た。へぇ、キンドルにも入っているのか。呆れた。
息子の時代はバブルだった。学園紛争なんて知らない世代である。
それでも共感するものがあって、時代を超えて読み継がれてきているの
であろう。
NHK「ぶらタモリ」が神戸だったので見た。
子供のころお買い物は新開地だった。ちょっとお出かけが元町。
元町の大丸へ行ってお買い物するのがうれしかった。
お菓子のお土産は亀井堂の瓦せんべい。
（息子は子供のころ神戸と言えば風月堂のゴーフルだと思っていた。
今は神戸プリンかなぁ。）
わたくしは残念で悔しいけれど駄菓子屋へ行ったことがない。
近所にそれらしきお店がなかったとも思うのだが、小銭をもって
お菓子を買う楽しみを知らないで育った。いつも缶入りのサンドなどの
お菓子が買ってありそれがおやつだった。
夫がガキ仲間たちと駄菓子屋でお菓子を買い、お好み焼きを食べた
楽しかった子供時代の話をするのを聞いてうらやましい思いをした。
いつもスケーターで坂道を滑って遊んだ近所の友達からも駄菓子屋さんの
話は聞いたことがなかったので我が家だけではなかったのかもしれない。
「どうしてだったのか？」と両親に聞いておけばよかった。
トワイライトエクスプレス瑞風が６月１７日から運行されるそうでJR
西日本がお披露目をした。目を剥くほどの値段なのに倍率も高く、
それでももう売れ切れらしい。
「美しい日本をホテルが走る」との触れ込みで豪華な客室、一流の
シェフによる料理と至れり尽くせりということだけれど庶民には縁遠い列車だ。
近頃こういう列車が大流行りで「ななつ星」に味を占めて各地で走っている。
わたくしは「ろくもん」に乗りに行ったけれど、まぁそこそこの満足感であった。
前のトワイライトエクスプレスには札幌から京都まで乗ったことがある。
これもなかなか取れなくてJTBに依頼して５日目くらいたったころ「やっと
予約できました」と連絡をもらった。朝１０時、クリックの早いもの勝ちらしい。
夫との２人部屋でフランス料理のデナーとなかなか豪華ではあった
けれど行きに乗った東北新幹線のグリーンの方がわたくしには快適だった。
ゴットンゴットンとレールの継ぎ目の音、チンチンと踏切の音で眠れなかった。
わたくしの旅は新幹線だ！
一昨夜、寝室の電気をつけたらシャンデリア風の電灯の１つがチカチカする。
早速昨日電気屋さんに電話して電球を取り替えてもらうことにし、ついでに
食堂の電灯も新しいものにすることにした。なんとなく薄暗くなったような
気がしていた。
結局寝室の電灯も電球交換ではなくて新調することになった。
（古いのはLEDではなかったので）
ところが最近の電灯はすべてリモコン付き。
リモコンで明るさを調節することになっている。
我が家の居間のおしゃべり電灯もリモコンで留守中も決まった時間（翌日
には時間をずらして）に点灯できる。
エアコン、TV ,電灯・・等々リモコンがどの部屋にもいっぱい。
リモコンボックスの中のさてどれだっけ？となる有様。
リモコンに支配されてるみたいな気分になってきた。
やれやれ、何かおかしい。
