孤独との付き合い

毎晩のように電話してくる１歳年上の友人がいる。
彼女はTV好きでTVをよく見ていて、悲憤慷慨を生きがいにしているのではないかと思うくらいだ。

自分の身の回りのことでも後ろ向きの話題が多い。
聞いてもらいたいのは分かるけれど、そういう話が続くとこちらは付き合いきれないので、適当に理由をつけて打ち切ったりする。

人は誰もが、多かれ少なかれ孤独なのだから、孤独と上手に付き合いながら生きていくより仕方がない。
何か自分なりに楽しいことを見つけて孤独を紛らわせたり、些細なことでも「ああ、よかった、うれしいなあ」と思うようにしたい。

近ごろは明るいニュースが少ないので確かにうっとうしいことが多いけれど、自分の身の回りのことにまで一つ一つ悲観的に考えて生きるのは悲しすぎる。

彼女を見ていて、独り立ち（自立心）の気持ちが大切なのだと自分にも言い聞かせている

「新三河物語」を読み終えて

図書館で借りてきた「新三河物語　下」を今朝３時半までかかって読み終えた。
上、中を読んでからなかなか順番が回ってこなかったので待ち望んでいた。
もともと読むスピードが遅い上に、歴史ものは登場人物の関係を確認したい癖があり、系図を時々確かめながら読むので時間がかかる。

仕事をしていたときは、朝は戦場のような忙しさで朝食の準備、息子のお弁当つくり、洗濯・・・・そして自分の出勤準備と本当に慌しく、前夜遅くまで本を読むなんてことは仕事にも差し支えるしどだい無理な話だった。

今、好きなだけ時間が使えるのは幸せではあるけれど、ひとつ間違えれば野放図にもなる。気をつけなければと自戒する。

前に住んでいた家は本で床が抜けたので（今もそのままになっているが）、この家を造るとき、書斎の本箱の床とピアノを置くところは補強してもらったけれど、なるべく本を増やさないように図書館を利用するようになった。
幸い図書館が近いのでかなり助かっている。それでも本は増えるけれど。

久しぶりに温泉へ

天気予報を眺めていても、なかなかお天気が固まらないので信州の温泉に行くことにした。
温泉は動かないので往復のお天気がそこそこでよいので。
いろいろな種類の温泉のあるところでゆっくり楽しみ、本を読んで過ごそうと思う。
このところ腰が痛いし、気分も晴れないので、それが２泊くらいで治るとは思わないけれど、気分転換にはなるだろう。

漢検が流行っていることは聞いていたけれど、それがこんなに儲かるとは驚いた。友人もDSで毎日やっているそうだし、就職や入学に有利とかで受験する人が増えているようだ。

確かに、わたしも読めても書けない漢字が多くなっている。
書くのに自信がないと電子辞書のお世話になり、紙の辞書はほとんど使わなくなった。
連絡はpcや携帯でする人も多く、総理ですら読めない漢字が多いようだから、漢字を学びたい人も多いのだろう。
しかし、貴重なお金を払って受験している若者からの上がりを、税金を払わなくてもよい企業が莫大なお金を蓄積したり、それどころか個人の会社に回したりしているのは許せない。

クリスマスローズの花盛り

昨日少し暖かかったので庭や花畑に出てみたら、クリスマスローズがたくさん咲いていた。
福寿草はもう満開を過ぎたけれど、花々はちゃんと季節を忘れないで咲いてくれる。
草取りに来てくれるおじさんが植えて行ってくれた蕗の周りから蕗の薹も芽を出していてこれはもう何度も味噌汁のなかに刻んで入れて味わった。

それでも、お天気はなかなか固まらないで、暖かい日と曇りの薄ら寒い日とが次々入れ替わって、まとめて２，３日晴天が続かないものかと天気予報とにらめっこ。まず近場の温泉にでも行きたい。

近ごろ慣れないアクリルたわしを作っていると、腰と肩が痛くなって温泉に入ってマッサージをしてもらいたい気分。

こちらの都合もあるけれど、空きの日によいお天気にならないかしら。

先祖の法要

今日、あなたのおばあちゃまとお父様の法要をしました。
年月の流れに思いを馳せて感慨無量でした。
おばあちゃまはひ孫を抱っこしてとてもうれしそうにしていたのに１歳の誕生日を迎える前に亡くなったのでしたね。

こういうことは本来はあなたのすることなのに、わたしが代わってしなければならない悲しみをしみじみ味わいました。

近ごろあなたの夢を時々見ます。でも、いつも主役ではなくて脇役なのです。
夢の中で何かの拍子にちょっと顔を見せるみたいな・・・なぜなのでしょうね。

今日は寂しい一日でした。